おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今回ご紹介する本はこちら。
中根克明さん著書「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」
同著書に『小学校3最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』があります。
↓ブログ開設当初に記録していました。
「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」本の構成
第一章 小4・小5・小6の過ごし方が未来を決める
第二章 高学年も家庭学習で学力を伸ばす
第三章 10歳からさせたいこと、教えたいこと
第四章 友達関係と学校のこと
第五章 中学校以降は自立をめざして
前著作のおさらい
『小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』では、
小学校1、2、3年生は、読書、対話、遊び、自主的な生活が中心で、
詰め込みの勉強は必要ない ~P2~
娘もこの春から小学生。
勉強系は、おうち英語、七田プリント、ポピー、とくに外で習い事をしていませんでした。
この春からはおうち英語のみで、プリント、ポピーはやめます。
1年生のうちはのんびり過ごす。よく遊び、よく読む、を心掛けたいと考えています。
といっても、公園でママさんから情報を聞くと、そろばんに通い始めただの、
お勉強系の習い事に行っている、英語を習わせているなどなど、聞くこともしばしば。
そんな話を聞いて、娘もやりたいというけれど、
既に3つ習い事(ピアノ、造形絵画、プール)をしている我が家にとっては、これが限界だと思っています。
ところが、小学4年生ごろから、子どもは急に親から自立する気持ちを持つようになり、小学3年生の頃までの素直に言うことを聞いていた時期とは違って、
親の言うことを素直に聞かなかったり、反発したりするようになります。 ~P2~
まだ3年後の事なんですが、予習は大事。
そんな気持ちで本書を通して予習する気持ちで読みました。
一番の心配事は「勉強」について
どこまで親が介入すべきなのか、どのように家庭学習を進めていけばいいのか不安がありましたが、
今回この本を読んで、そんなに詰め込みしなくてもいいということが一番の収穫でした。
本気になるのは高校生からで十分
小学校時代の成績は、やり方がよければ誰でもできるようになる面を持っています。
成績のよし悪しは勉強の方法と勉強の時間にかかっているだけで、実力をつけているかどうかというところまでは見えません。
だから、むしろ高校生になって、本人が自覚して勉強に取り組むようになってからの学力こそが、子ども時代の勉強の真の目的であって、その高校時代に入ってからの学力を支える力をつくるのが、小学校時代の勉強だと考えておく必要があるのです。 ~P43~
ではその為には小学校時代どうすればいいのか?
著者は4つあるといいいます。
◆勉強に対する肯定感を持つ。
◆自分の興味や個性を伸ばす。
◆読書の習慣をつけ、その読書のレベルを高めていく
◆自分なりに考えたり工夫したりするような思考力を伸ばすための、時間的余裕を持つ。 ~P44~
まとめると
小学生時代は受験中心の勉強とはむしろ反対の、子供らしい余裕のある生活が大事
もし受験勉強をするならば、家庭で独自に志望校の過去問を分析し、その傾向に合わせた勉強に力を入れることと、いろいろな矛盾は必要悪だと割り切って短期間に集中した勉強をすることです。
受験で人生が決まるわけではないという大局観を持つこと ~P46~
おわりに
もうすぐ小学校生活が始まります。
初めて小学生の親になるわけですから、不安が大きいです。
様々な情報が飛び交う中、教育一つにおいても何が正解なのか分かりません。
勉強以外にも、友達関係のことも気になるし、接し方をどう変えて行けばいいのかも気になるところ。
本を読んで予習することができました。
また3年後に読み返したいと思います。
けれども本の楽しさを知った私が言えることは、
読書の楽しさをこの小学生時代に知れ、
自ら本を読めるようになればもう安心かなと思っています。
だって、全ての悩みの答えは多くの本に書かれていますから。
そして、自分では体験できない経験が詰まっているのも本です。
親に相談できない悩みもこの先出てくることでしょう。
そんな時でも本を手探りに読めば何かの道しるべになってくれるかもしれない。
読書が大切大切と言われ続けてきたことが、大人になってようやく分かりました。
本書には59冊のおススメの本も紹介されています。
今後の参考になりそうです。
以上、「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」
の紹介でした。
引用文は全て、中根克明さん著書「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」すばる舎より
最後まで読んでいただきありがとうございました。
絵本や本の記録を中心に載せています♪