本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想】「オルタネート」を読みました!直木賞候補、本屋大賞ノミネートに納得でした。

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

 

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加藤シゲアキさん著書「オルタネート」です!!

 

 

 

 

 

 

 

この本の説明

 

 高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。

 

東京のとある高校を舞台に、

若者たちの運命が、

鮮やかに加速していく。

 

全国配信の料理コンテストで巻き起こった<悲劇>

の後遺症に思い悩む(いるる)。

 

母との軋轢により、

<絶対真実愛>を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。

 

高校を中退し、<亡霊の街>から逃れるように、

楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志(なおし)。

 

恋とは、友情とは、家族とは。

 

そして、人と”繋がる”とは何か。

 

デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体。

 

新潮社 帯より引用

 

 

直木賞候補作、本屋大賞ノミネート作品となった、この「オルタネート」

 

どうかどうか、NEWSの人が書いた。

そんな先入観を持たずに読んでほしい。

 

そんなことを飛び越えてその才能と文章力に圧巻の一冊でした。

 

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心に残ったこと

 

 

P151~

「変わりたいなら新しいものに期待しないで、今、

動くべきでしょ。誰かが、何かが変えてくれるなんて、

そんな都合のいい未来がやってくる保証なんてない。

 

願ってばかりじゃ何も変わらない。

だから、私は今までだって」

 

そこで凪津は口を閉じた。目は乾いて、身体は熱くなった。

もどかしくて、歯がゆくて、どんな言葉も自分に向けて言っている気がする。

 

オルタネートに信頼を持っていた凪津。

自分の母親のようになりたくないが故に、オルタネートがマッチングした数字の相性の良かった相手と会ってしまうのだ。

 

でも、本当にオルタネートに運命の相手はみつけられるのだろうか?

 

凪津の心の叫びが垣間見れる一文だった。

 

 

感想

 

今年始まって1ヶ月だけれど、今年読んだ本の中で私の中ではダントツでおもしろい一冊だった。

 

いろんな要因があると思う。

 

まずは設定。

この令和そのものを象徴するとても分かりやすい内容だった。

 

この本は10代~40代前半の人なら楽しめる本じゃないかな?

なんて思う。

 

舞台は高校生だけれど、かつてSNSmixiが全盛期だった私たち世代も楽しめると思う。あの頃、そして今、SNSをやっている人なら分かる内容だと思った。

 

そして、料理コンテストの動画配信。

 

好きな事だけじゃやっていけない現実。

 

3人の世界と感情が交差するラストシーンの繋がりがもう、凄かった。

 

それはかつて、自分も高校生だったからかもしれない。

 

どのシーンを切り取っても自分と重なる部分が一つある。

だから、懐かしいのだろう。

 

青春って、

なんて、儚くて、永遠のようで一瞬なんんだろう。

 

そんな切なさを思い出させてくれる一冊。

 

もう一度、青春を味わせてもらえる一冊でした。

まるで自分が高校生になった。そんな気分にさせてもらえる一冊。

 

設定もさることながら、ところどころに散りばめられた文章力と表現力に、

文学としても申し分ない一冊でした。

 

これはたくさんの人が読みやすく、

かつ、普段読まない人の「本」を読むきっかけとなれる1冊なんじゃないかなと思った。

 

映画にもなりそう。

そう予感させられる1冊でした。

 

どうか、先入観を持たずに読んでほしい。

 

直木賞候補作、本屋大賞ノミネートも納得。

私もこの本を多くの人に読んでほしい。

「推し!!の一冊」です!!!

 

以上、加藤シゲアキさん著書「オルタネート」の感想でした。

 

 

 

 

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個人的に、ウィークエンドシトロンを用いた告白シーンがキュンでした!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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