おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
瀧羽麻子さん著「ありえないほどうるさいオルゴール店」です!
「ありえないほどうるさいオルゴール店」の本のあらすじ
そこは静かな店である。
誘われるように中に入ると、
そのお店はオルゴール店だった。
店主は、お客さんの「心に流れる音楽」が聴こえるそうだ。
どんなオルゴールでも作れる不思議な店主。
誰の心の中にも音楽が流れているのかもしれない。
あなたの心に流れている音楽は何ですか?
装丁が好みで選んだ本です。
控えめな優しい絵の本に惹かれました。
タイトルの「ありえないほどうるさい」に疑問を持ちましたが、
読み進めると納得でした。
第六感を持った、店主。
人の心の中のメロディーが聴こえてきてしまったら、
それは「うるさい」よな。って思いました。
「ありえないほどうるさいオルゴール店」を読んで心に残った言葉
P197~
「必ずしも、音楽そのものに思い入れがあるとは限りません。人生の大事な場面でたまたま流れていた曲が、意外に長く心に残ることもある」
「でも音楽ってそういうものかもしれません。印象的な思い出の後ろで、鳴っている。
反対に、その思い出を呼び起こすこともできる」
匂いで、記憶を呼び起こることもあるけれど、
「音楽」も正にそれだなと思いました。
特に10代に聴いた音楽は、記憶にこびりついています。
今でもあの頃によく聴いていた音楽を聴くと、情景までも思い出します。
そんな風に、思い出と共に過ごした音楽は、
記憶にこびりついている背景の一つなのかもしれません。
きっと誰にでもそんな音楽があると感じました。
「ありえないほどうるさいオルゴール店」を読んだ感想
店主の第六感によって、お客さんの本意とは違う、
「心に流れている」音楽を再現することで、
本当の気持ちに気づくお客さんたち。
自分だけのオルゴールを作ってもらうことによって、
皆元気になる様子がよかったです。
私ならどんな曲が流れているんだろう。
そう、想像しました。
夫と車中でよく聞いたJUJU with JAY'DOの「明日がくるなら」かな?
それともミスチルの曲かな?
はたまた、小学生の頃歌わされた吉田拓郎の「友あり」?
長渕剛の「ろくなもんじゃねえ」?
うん、色んな場面で音楽がありました。
いつだって音楽がありました。
最近の曲はよく分かりませんが、ラジオを聞くので、
この音楽いいな~♪というのあります。
自分だったら、どんな音楽が流れているんだろう。
そう想像して読むと楽しい小説かもしれません。
以上、瀧羽麻子さん著「ありえないほどうるさいオルゴール店」の感想でした!
★瀧羽麻子さん作品はこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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