おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
吉田篤弘さん著「金曜日の本」です!!
「金曜日の本」の本の内容
子どもの頃の僕は、「無口で」「いつも本を読んでいた」
と周りの大人は口を揃える。
小説家にして装幀家の、忘れがたい本をめぐる断章と、
彼方から甦る少年時代。
何度でも、どのページからでも読み返したくなる澄んだスープのような16の髄想。
著者にとって「金曜日の夜」は特別だそうだ。
それは、ゆっくり本が読めるから。
そんな金曜日の夜に読む本はどんな本がいいだろう。
そんな願いも込められている。
「金曜日の本」を読んで心に残った言葉
P71~
本を買うということは、
その本を「未来に読む」というひとつの約束のようなものを買うことだった。
借りてきた本には期限がある。
そうなると、そこにあるはずの「未来」が、あまりにも短くてがっかりしてしまう。
一方、自分のものにした本には限りない「未来」が含まれていた。
本を買うというのは、「未来を約束すること」なんだと気がついた。
納得の一文です。
私は本を購入もするし、図書館で借ります。
たしかに、借りてきた本は期限があって、
早く読まなくては!!
そんな風にちょっと急かされている感が否めません。
けれども、購入した本はいつでも読める「安心感」も得ているのかな?
そんな風に感じました。
「未来」が含まれている。
なんだか素敵だなと思いました。
「金曜日の本」を読んだ感想
私も金曜日になると、ゆっくりできる~!!
と、心がウキウキします。
少し夜ふかししても明日は土曜日。
そんな安心感。
吉田篤弘さんの文章好きです。
あったかいんですよね。
本のこと一つにとってもハッとさせられるのでした。
本好きの人の本に対する思いって千差万別。
この本にも本好きの吉田篤弘さんの思いが綴られています。
装丁も素敵です。
文章書けて、デザインもできる。
多才な方ですね。
金曜の夜だけでなく、
寝る前にゆったり読みたくなる。
そんな1冊でした。
以上、吉田篤弘さん著「金曜日の本」の感想でした。
★過去に読んだ吉田篤弘さんの本はこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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