おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
椰月美智子さん著書「純喫茶パオーン」です!!
この本の説明
創業50年(おおよそ)の喫茶店「純喫茶パオーン」。
トレイを持つ手がいつも小刻みに震えているのに、グラスにたっぷり、
表面張力ギリギリで運ぶ「おじいちゃんの特製ミルクセーキ」と、
どんなにお腹いっぱいでも食べたくなっちゃう
「おばあちゃんの魔法のナポリタン」が看板メニューだ。
その店主の孫である「ぼく」が小学5年・中学1年・大学1年の頃に
それぞれ出会う不思議な事件と、人生のちょっとした真実。
心地の好さに、きっとあなたも通いたくなる。
装丁に惹かれて読んだ1冊です。
素敵な優しい絵。
そして、喫茶店のお話し。
私の好きなジャンルです。
読んでみて、やっぱり心がほっこり、
そしてクスッと笑える小説なのでした。
心に残ったこと
P147~
ぼくと権守さんの声がそろう。
ちなみに、ハッピーアイスクリームというのは、
ぼくの親世代が子どもの頃に流行った言葉らしい。
同じ言葉を同じタイミングで言ったときに使う。
「ハッピーアイスクリーム」と先に言ったほうが勝ちで、
負けた側はアイスクリームをご馳走しなければならないという、
しょうもない遊びだ。
「ハッピーアイスクリーム」のルール。
初めて知りました。
私の育った地域では流行っていなかったので、
どの年代で流行っていたのかなぁと気になるところです。
たまに、同じタイミングで同じ言葉言うことってありますよね。
何だか懐かしいなぁと思ったのです。
「ぼく」は権守さんに思いを寄せていたので、
好きな人と同じタイミングって嬉しいんじゃないかな?
そんな風にちょっとニヤニヤしながら読みました。笑
感想
出てくる登場人物が皆個性的でした。
特に、パオーンの、おじいちゃんとおばあちゃんがいい味出していました。
ふざけているのかと思えば、
しっかりと、人を見ている。
何でもお見通し。
約50年の接客業の経験だなぁと思うのでした。
ナポリタン、美味しいですよね。
アツアツのナポリタンが食べたくなる。
そんな小説でした。
「ぼく」が、小学生~大学生へと成長していく過程も良かったです。
素直にいい子なんです。
安心して読めるほっこり小説でした。
以上、「純喫茶パオーン」を読んだ感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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