本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】読めば絶対書きたくなる!古賀史健さん著「さみしい夜にはペンを持て」を読みました。

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。



古賀史健さん「さみしい夜にはペンを持て」です!

 

 

 

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この本の説明

 

大ベストセラー「嫌われる勇気」の著者が書かれた本書は、

「自分との人間関係」を築く本となっています。

 

私もずっと抱えている永遠のテーマ。

それは、

自分とは何か?です。

 

40年生きていても未だ解決できていません。

あやこ
 

 

この本は、10代でも読みやすい内容となっていまして、

舞台は海の世界。

 

主人公のタコジローは、

中学にあがるといじめにあっていました。

 

そんなタコジローは、

辛い日々を過ごしていました。

 

学校を無断欠席したある日、

ヤドカリのおじさんと出会ったことをきっかけに、

おじさんから「書くことについて」色々と教えてもらいます。

 

「思う」と「書く」は違うこと。

「思う」は泡のように消えてなくなってしまうこと。

 

「書く」ことは「考えること」に繋がること。

 

「考える」と「自分を知れる」こと。

 

「自分だけのダンジョンを冒険するために書く」こと。

 

この本は、自分の為に、日記を書きたくなる本でもあり、

書くことの効能が知れる本でもあり、

そして文章を綴る人にもきっと役に立つ1冊になると思います。

 

海の世界の住人たちが登場人物なので、

10代にも分かりやすい内容です。

 

一番「自分とは何か?」そんな壁にぶつかることの多い、

10代の人にも、

未だに模索している大人にも読んでほしい1冊です。

 

あやこ
 

読むと絶対書きたくなる本です!

 

 

感想

 

「嫌われる勇気」を読んだ時にもそうでしたが、

この本を読んだ時、

モヤモヤとしていた心のモヤがスッキリクリアになったような読後感でした。

 

長年ブログや日記を通して、

文章を人よりも少し多く綴っていると思っていますが、

 

やっぱり未だに何を書いていいのか分からない時があります。

 

多くの本に書くことの素晴らしさが書かれており、

書くことの効能も分かったつもりでいました。

 

けれどこの本はもっと分かりやすく、

「書く」と「話す」の違いだったり、

 

「書く」ことは何より自分の為になることが書かれており、

読むと日記書きたい!!と思いました。

 

私日記書いているんですけどね。笑

 

3行日記なので、あっという間に書いちゃうので、

この本を読んだあと、

ノートを開いて、たくさん書きましたよ。

 

そしたらあら不思議。

心がスッキリしました。

 

モーニングページの効果も知っているし、

バレットジャーナルの良さも知っているからこそ、

やっぱり「書く」って凄い!!

改めて感じるのでした。

 

でもね、日記を書くって、

中々ハードルがいると思うのですよ。

 

そんな人にも続けるためのコツが書かれていました。

 

私みたいに、「書く」ことがある程度好きな人にとっては、

何の苦痛もないのですが、

やっぱりそういった習慣がない人にとっては、

「書く」ってハードルが高いのかなと思いました。

 

何でもそうですが、

まずはとりあえず、やってみるのが一番だと思います。

 

私はやっぱり紙でもブログでも、

自分の気持ちを書くことで、

心がスッキリするから書いているし、

何より自分という読者の為に書いています。

 

その時感じた思いというのは、

思うだけでは消えてなくなるけれど、

紙に書くこと、ブログに残すことで、

形に見える生き物になる。

 

自分の生きたその時の感情を残しておく。

未来の自分が読んだ時に、

やっぱり元気もらえるんですよね。

 

今、私は人がしないような経験をし、

辛い思い抱えて生きています。

 

未だにふと一人きりになると、

涙が溢れてきます。

まだまだ立ち直れていません。

 

そんな辛い死別を経験したからこそ、

未来の自分が文章を読んだ時に、

あの時は辛かったけれど、

今は笑っていられるね。

そう思えるように、

辛いことも、苦しいことも、記録しておこうと思いました。

 

本を久しぶりに読めたこと。

読書ノートを書けたこと。

 

小さな一歩かもしれないけれど、

また以前のようにできたことが私にとっては大きな一歩となりました。

 

タイトル通り、

「さみしい夜」が日々訪れます。

だからより「書く」ことをしよう。

 

何も書かず、

頭の中だけで、辛い寂しい。悲しい。が、

頭の中を渋滞していたと思います。

 

もっと自分の声を聞いて、受け止めてあげたらもっと楽になっていたんじゃないかなと思います。

 

それすらできない状態でした。

 

今日もどこかで、

辛く寂しい思いをしている人がいるかもしれません。

 

そんな人に読んでほしい一冊でもあります。

 

心に残った言葉

 

P51~

自分の思いを書く。文章にする。

このとき、泡のように不確かだった『ことばにならない思い』は、

かたちを持った『考え』に変わる。

 

思いが可視化される。

これは私も読書ノートをつけていて実感しました。

その時感じた思いを「かたち」に残すこと。

日常生活でもこれが大事なんだと思いました。

 

P56~

書くときのぼくちたちは『手を動かすこと』が面倒くさいんじゃない。

『頭を動かすこと』が面倒くさいんだ。

なにかを書くためには、

それについて真剣に考えなきゃいけない。

その『考える』という手間を、みんな面倒に感じているんだ。

書くことは、考えることだからね。

 

ブログも日記も書いてしまえばあとは楽なんですが、

手を動かすまでが色々と葛藤あるんですよね。

 

運動も同じですね。

やる前が一番億劫だけれど、

やってしまって、終わった後はスッキリしますよね。

 

おわりに

 

読書ブランクを救ってくれる一冊でした。

やっぱり私は本を読むと元気をもらえるし、

ノートに書くことで、頭がスッキリしました。

 

辛い時こそ学ぼう。

そんな言葉が過去の読書ノートに記されていました。

 

私はこの人間界でまだまだ学ぶことやれることがあるような気がします。

 

ブログもここまで続けられたのも、

やっぱり文章を綴るのが好きだから。

 

自分の為はもちろんのこと、

ネットの向こう側の誰かが読んでくれることも大きいです。

 

アクセス数という数字でしか気配を感じられませんが、

いつも本当に励みになっています。

ありがとうございます。

 

ブログどうしようかなと悩んだ時も、

誰かが今日も私のブログに遊びにきてくれている。

そう知ることで続けることができました。

 

 

「さみしい夜にはペンを持て」

今日もどこかで悩んでいるあなたに届くと嬉しいです。

このタイトルが私に向けての言葉のように感じ、

藁にもすがる思いで読みました。

 

 

以上、古賀史健さん「さみしい夜にはペンを持て」を読んだ感想でした!

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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