おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
森下典子さん著「好日日記」季節のように生きる です!
この本はTwitterでconoteさんが紹介されており、
読みたい!!
と、思って読んでみました。
インスタで読みたい本と出会えることもありますが、
Twitterでも良き本との出会いがビビッと来るのでありがたいです。
アンテナを張り巡らせておくと、自分にピッタリの本と出会えます。
本の説明
映画「日日是好日」の公開に合わせて、
この「好日日記」を執筆。
著者が五十代の頃、数年にわたってつけていたノートが、
この本のベース。
お茶の稽古の記録だが、
季節をめぐる記録でもある。
毎年、ある季節に、
一言一句、たがわぬ同じ感情を抱く記述が所々にあって、
改めて、季節と人の心は一つなのだという思いを深くした。
そんなお茶と季節との歩みが綴られた本となっています。
「日日是好日」映画を観て、本を読みました。
本も映画も大好きです。
未読の方は是非!!!
自然の移ろいが好きな人はきっと好きな内容だと思います。
心に残ったことば
年を重ねた大人が、できない自分を晒して生きられる場所があるのは、幸せなことだ。
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2021年10月14日
この社会では、みんな失点を恐れ、弱みを見せまいと硬い鎧をまとって生きている。#好日日記 より
読書ノートに書けなかった、心に残ったことば。
お茶の稽古をしていると、いくつになっても先生に教わることがたくさんあるそうです。
そんな先生の口ぐせは、
「できるならしなくてよろしい。できないから稽古するの!」
教わる場所があるっていいなぁと思いました。
頑張らなくてはと、自分を責め続けるのはよそう・・。
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2021年10月14日
疲れたら、季節の中にいればいい。
どこかへ行こうとしなくても、日本は季節をめぐっているのだ。#好日日記
心に残ったことばメモ。
10代の頃は季節は「バックスクリーンに流れる単なる風景だった」私も同じ。
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2021年10月14日
年を重ねるほどに、季節を感じられるようになったことが、年を重ねた喜びの一つ。
自然に身を置けば癒してくれることを知れた。
年を重ねるって悪くない。
私もいつも温度も湿度も一定だったらいいのに。なんて思うことがあります。
けれども日本の四季のはっきりしていること。
これのおかげで、凍てつく寒さの時には、春の陽光の温かさが身に染みるし、夏の迸る暑さの時には、秋風のひんやり具合が心地よく感じるし、
こういった季節のおかげだなぁと身に染みて思うのです。
じっと待っていればまた季節が巡る。
日本って、ありがたいなとつくづく思うのです。
感想
今回のこの「好日日記」も、読むと心がホッと落ち着くような、
そんな内容でした。心が洗われる気分でした。
森下さんの感性が文章に乗ることにより、
季節をより感じることができました。
季節もそうですが、文章ってまるで四季のように綺麗なんですよね。
だから私は文章を読むことが好きなのかもしれません。
お茶って素敵な習い事だなと思いました。
私も習ってみたい!!
何十年も続けていくことで見えてくる世界を少し垣間見れました。
どんな習い事の世界にもきっと、続けてきたからこそ見えるものがあるんでしょうね。
私も歳を重ねる度に、季節の移ろいにハッとさせられます。
これからもそんな風に季節と共に歩む人生でありたい。
この本を読んで強く思いました。
以上、森下典子さん著「好日日記」の感想でした!
★過去に読んだ森下典子さん作品はこちら★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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