おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
垣谷美雨さん著「老後の資金がありません」です！！
この本を読んだきっかけ
お正月休みに、
Amazonプライムビデオで、
「老後の資金がありません」の映画を鑑賞しました。
アマプラで鑑賞。
— あやこ@読書ノートと手帳時間 (@genko_library) 2023年1月2日
コメディたっぷりで面白く観れました。
50代を過ぎると親の葬式、子供の結婚、何かとお金はかかるけれど、
見栄を張らずに楽しんで生活できたらなと。
原作を図書館予約しました。
垣谷美雨さん作品です。
老後の資金がありません！ https://t.co/ZG1roZpSkc
久しぶりの邦画だったんですが、
コメディ満載な映画で楽しいでした。
原作も垣谷さん作品だ～♪
絶対楽しいやつ。
そう思っていたので、安心して観れました。
映画も面白かったので、
原作はどんな感じなんだろう。
興味を持ったので今回読んでみました。
映画はクスっと笑えました！！
この本のあらすじ
主人公、後藤篤子は50代。
子どもたちも自立し、
老後資金も堅実に貯め、
「老後は安泰！！」と思っていた矢先に、
娘が結婚費用を折半してくれと、相談。
その額300万。
結婚式にそこまでお金をかける必要はあるのか？
悶々とする篤子。
追い打ちをかけるかのように、
舅が亡くなり、
葬式の費用を、
全額長男夫婦である篤子たちが負担するはめに。
みるみる減っていく老後の資金。
さらに困難は続く。
夫婦二人失業してしまうのだ。
次々に訪れる金難に篤子はどう奮闘していくのか。
生活の不安に勇気とヒントを与えてくれる、
家計応援小説となっています。
泣きっ面に蜂とはこのこと！
感想
映画を観てからの本だったので、
読んでいると頭の中に映画の登場人物たちが出てきました。
内容は映画とすこーし違う部分もありましたが、
似ている部分もあり。
本を読んでよかったと思いました。
この本を読んで一番学んだ教訓は、
見栄はいらない！！
これにつきますね。
世の中は見栄の為のお金の使い方で溢れている。
ということがよくわかりました。
見栄のために、子供を私立に行かせる、習い事をさせる。
見栄のためによい企業に就職したがる。
結婚式、葬式、普段着る服、
家だってそう。
あげたらきりがないですね。
全ては見栄と欲望で踊らされているんだなというのがよくわかりました。
嫁という立場がゆえに、
ここは旦那さんがビシッといって欲しいところを、
言えない旦那の章さんにイラっとしました。
お金の使い方の価値観って合わないと本当にイライラの原因になりそう。
お葬式も残された人が苦しい思いするのも本末転倒。
お互いが気持ちよく送り出しできる形がベストだなと思うのでした。
解説は室井佑月さん。
室井さんもこう語っています。
P317～
この物語を読んで改めてわかったが、
豊かな老後に不必要なものは、
くだらない見栄。
そして、必要なものは、友達（とあたしはいないけど仲の良い夫？）
皆さん見栄は捨てましょう。
相談できる友達と、
関係が良好の夫。
それさえあれば、老後はなんとかなる！！
そう思える本なのでした。
見栄は捨てましょう！
現実問題をいつもクスっと、
でも大事なことを啓示してくれる垣谷さん作品。
今回も色々と考えるきっかけを与えてもらえる本でした。
以上、垣谷美雨さん著「老後の資金がありません」を読んだ感想でした！
過去に読んだ垣谷さん作品はこちら
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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