本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

人見知りの人に読んでほしい!オードリー若林正恭さん著書「社会人大学人見知り学部卒業見込」を読みました。

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おはようございます!!あやこです(^^♪

 

今日はエッセイ本の紹介です。

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ナナメの夕暮れが好評の若林さんですが、

こちらは図書館で予約待ち。

 

今回はインスタでフォロワーさんが紹介していたこちらも、読んでよかったということで、私も読んでみました。

 

結論から言うとこの本好きだー!

 

オードリーと言えば、ピンクの服装の春日さんと、童顔でかわいらしい顔の若林さんの個性的なお笑いコンビですよね。

 

一時期凄いテレビに出ていて、お笑い界から消えることなく、

長く続いている芸人さんの一組じゃないかなと思います。

 

最近はテレビを見なくなったので近況は分かりませんが、縁あって今回手にとることができました。

 

結論から言うと、この本もおもしろい!!!

芸人さんのエッセイ本を読むって実は初めてでして。

 

テレビに出る人って、下積み時代が凄いですよね。

苦労話から、売れた時のこと、社会に出てからの本人と、今の自分の成長した話が綴られているんですが、やっぱり芸人さんって見方も伝え方も違うなぁって。

 

星野源さんの「そして生活はつづく」と同じように、

 

 

www.genko-library.com

 

若林さんのこちらの本もとても楽しく、そして時には共感できる内容となっていました。

 

テレビでよく見かけていた顔なので、読んでいる時、若林さんの顔が浮かびます。

 

自己啓発本をたくさん読んでいた若林さん

 

若林さんは、ネガティブで消極的だという自覚が強くあり、思春期から「自分を変えたい」「違う自分になりたい」という気持ちが強かったそうです。

 

人見知りあるあるですね。私と同じだ( *´艸`)

 

そんな自分を変えたくて「自分を変える本」なんていうタイトルの本を読んでみたり。

 

そういう本を読んだ後は、意識しているから三日ぐらいはその形になるが、

日常を晒され続けるとすぐ元の自分の形に戻る。

 

性格とは形状記憶合金のようなもので元々の形は変わらない。

それに気付いたことが「自分を変える」本を読んだぼくの収穫だった。

 

 

これには凄く共感!!「形状記憶合金」

私も同じような気持ちがあって、自己啓発本読みまくりました。

でも気づいたんです。

 

自分って中々変わらないし、変わらない楽な方を選択してしまうんですよね。

習慣を変えるのは割と簡単だったけれど、性格や思考の習慣を変えるのは難しいなと感じました。

 

だから一冊の自己啓発本で「変われる」のなら、その一冊で十分。

世の中にたくさんの自己啓発本が出るのは、変われる人が少ないからなんですよね。

 

私も薄々そのことに気が付き始めたのです。

 

だったら、今世に生まれた自分の性格を受け入れることが大事なんじゃないかって。

自分が認めなきゃ誰が認めてくれるんだ。

 

自己啓発本はその時々のやる気スイッチになるので、好きですが、あまり自己啓発に頼らないようにしています。

あくまで楽しむ程度。

 

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人見知りについて

 

若林さんはこの本でもよく書いている「人見知り」だと。

本の出版の時にインタビューで、「本当に人見知りだったら人前に出る職業やらないでしょ?」と聞かれたそうだ。

 

人嫌いと人見知りは違う。

本当は人に近付きたい、でも近付いて嫌われたくないという自意識過剰な人が人見知りになる。

人見知りの人は周りに人が少ないから孤独感を勝手に抱き始める。

そうなると誰かに理解して承認してもらいたくなる。

承認欲求が芽生えると表現なんぞを始める。

だから、意外と重度の人見知りこそいけしゃあしゃあと人前に出て表現したりするものなのだ。

 

 

この文章を読んで、ガツンと来ました。

 

そうそう、その感じ。

人見知り仲間としてよくぞ言ってくれた若林。(呼び捨てしたくなる)

そんな気持ちになったのだ。

 

私も自称人見知り。

本当は仲良くなりたい。でも相手のことばかり気にしてしまう。

 

そして表現したくなる気持ちも。

ネット界隈は表現の宝庫。人見知りでも光が灯す瞬間があるのだ。

 

ネガティブな人へ若林さんから更にアドバイス

 

ぼくらのような人間はネガティブで考えすぎな性格のまま楽しく生きられるようにならなきゃいけないんですよ。

前にも書いたけど性格は形状記憶合金のようなもの。

 

なかなか変えられない。だから、変えるんじゃなくてコントロールできるようになればいい。

 

自分と思考を繋ぐクラッチを外して趣味や家事に没頭してみたり。

それを何千回と繰り返すうちに癖になって、なんとなくネガティブといい付き合いができるようになる。

 

ぼくは自分を変えるなんてめんどくさいこと、だいぶ前に投げ出しちゃいました。

 

 

 

ネガティブ&人見知りの皆さんどうですか?

 

この若林さんがたどり着いた真理。

 

悩み悩んで、トライ&エラーを繰り返してきたからこそ見えた景色なんでしょうね。

ありがとう!!若林(なぜか呼び捨てしたくなる)

 

こんな感じでこの本からもたくさん元気がもらえました!!

 

テレビで見るだけじゃ伝わらない細かい思考や感情を知れてよかったです。

エッセイ本やっぱり得るものが多いです。

 

星野源さんに引き続きこちらの本もおススメなので、

特にネガティブ&人見知りの人、おススメの一冊となっています。

よかったら手にとって読んでみてくださいね。

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↑今年読んだエッセイ本で一押しの本です。

 

引用文は全て若林正恭さん著書「社会人大学人見知り学部卒業見込」角川文庫より

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。