おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
宮島未奈さん著「成瀬は信じた道をいく」です!!
「成瀬は天下を取りにいく」の続編です!!
「成瀬は信じた道をいく」の本のあらすじ
2024年本屋大賞受賞作品の「成瀬は天下を取りにいく」
この「成瀬は信じた道をいく」は、
続編となっています。
今回の物語は、
成瀬あかり史、18歳から20歳までの物語です。
成瀬カムバックの全5編。
・多くの人に影響を与え、ついに小学生の「ゼゼカラ」ファンが登場
・成瀬の受験を見守る父
・スーパーのクレーマーさえも味方につける
・観光大使になっちゃう成瀬
・成瀬が行方不明に!?
今回は色々と事件が勃発!?します。
「成瀬は信じた道をいく」を読んで心に残った言葉
P26~
「先のことはわからないからなんとも言えないが・・・。
何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」
この言葉は、ゼゼカラファンの小学生のみらいちゃんが、
成瀬に、「将来は何になるんですか?」の質問に答えた言葉です。
みらいちゃんも私も「?」となりましたが、
詳しく説明してくれました。
P27~
「たとえばわたしはパトロールを好きでやっているが、
警察官になりたいとは思ってない。
会社員になったとしても、パトロールはできるだろう。
だからわたしが何になるかは未定だが、
地域に貢献したいとか、
人の役に立ちたいとは思っている」
成瀬は、
何になるかより、何をするかが大事だということを、
分かりやすく教えてくれました。
P64~
「いや、おもしろいかどうかは見た人が決めることだろう。
城山が作り出した動画を発表することに意義があるのではないか」
このシーンは、YouTubeの企画で、
こんなのでは、YouTubeの視聴者は面白いと思ってくれない!!
と、悩んだ城山に対して成瀬が放った言葉です。
私も経験あります。
発信者の悩みに対して、心が軽くなる言葉なのでした。
こうして発表すること、発信することに意義がある。
背中を押される気分でした。
「成瀬は信じた道をいく」を読んでの感想
今回も前回同様、成瀬の行動力に、
時にはクスっと笑ったり、
背中を押してもらったりと、
元気の貰える一冊でした。
この物語の中で、
成瀬同様に重要な人物といえば、
幼馴染の「島崎みゆき」の力が大きいと思うのでした。
大学を機に離れ離れになった二人だけれど、
離れていても大きな存在。
みゆきは、離れている間の、
成瀬あかり史を見れない葛藤が垣間見れますが、
成瀬は成瀬なりに、
みゆきのことを大切に思っている様子が垣間見れました。
滋賀で自由奔放に行動できるのも、
心の支えとなる、みゆきの存在が大きいのではないのかなぁと思いました。
そのうち、日本観光大使になったり、
総理大臣になりそうなんて思いました。
次に続編があるとしたら、
結婚もありえたりして。
なんて思ったり。
成瀬は日本に留まらず、
海外や宇宙にまで行動力を広げそうな予感です。
映画化するならどこまで実写化するのかなぁ。
想像するだけで楽しくなります。
これからも成瀬あかり史は続くことでしょう。
どんな歴史を刻んでくれるのか楽しみです。
読書が苦手な方は、
耳読書がおススメです↓
成瀬は信じた道をいくも、
オーディオブックで聴けるようになっています♪
以上、宮島未奈さん著「成瀬は信じた道をいく」を読んだ感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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