本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想】ブログをやっていてよかったです。「レインツリーの国」を読みました。

スポンサーリンク

 

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

 

f:id:genko-library:20210318132649j:plain

有川浩さん著書レインツリーの国です!!

 

 

 

 

この本の説明

 

きっかけは1冊の本。

かつて読んだ、忘れられない小説の感想を検索した伸行は

レインツリーの国」というブログにたどり着く。

 

管理人は「ひとみ」

思わず送ったメールに返事があり、

ふたりの交流が始まった。

 

心の通ったやりとりを重ねるうちに、

伸行はどうしてもひとみに会いたいと思うようになっていく。

しかし、彼女にはどうしても会えない理由があった。

 

 

久しぶりに恋愛小説が読みたくて、

読みたい本リストに入っていたこちらの本を読みました。

 

本の感想をブログに綴っている身としては、

分かる分かる~の共感する物語でした。

 

スポンサーリンク

 

 

心に残ったこと

 

P36~

自分と似ていて少し違う感性と、

それを的確に伝えてくる誠実な文章が、

思い出すだけで心地よかった。

 

 

伸行がひとみに惹かれた心の様子が伺える一文だった。

文章から相手に好意を寄せる。

相手が見えないからこそ、伝え合う術は文章になる。

 

文章のやりとりをしていて心地良い相手、

心地よくない相手。

 

私もネットで文章を綴りやりとりをすることが多いので、

この気持ちは共感でした。

 

感想

 

「ひとみ」の抱える秘密を知った時、

そういうことだったのかと衝撃でした。

 

容易ではない二人の関係。

でも諦めない伸行の真っすぐさが素敵でした。

 

心から、ひとみの内面を好きになったんだなというのが伝わってきて、

その純粋さも羨ましく感じた。

 

生きていくのには、純粋だけでは難しい困難が多々ある。

 

いつだって、始まりやきっかけは些細なことかもしれない。

けれど、それはまるで運命かのように、

二人の人生が変わることがある。

 

このネットを通して、どれだけの人達が心を通わせているのだろう。

そんなことを想像した。

 

私もこの物語と同じく、

本の感想を語っている。

 

時々、〇〇という本の検索から来ましたと、

ご丁寧に過去記事へのコメントを頂くことがある。

 

そんな時はとても嬉しい。

私なら、コメントせずにそってしまうところを、

わざわざコメントしてくれるその行動が嬉しいのだ。

 

いつも一方的に言葉を綴っていることが多いだけに、

共感をしてもらえたり、

意見をもらえたり。

 

見えないからこそ、傷つける言葉を投げかける人もいるけれど、

それだけじゃなく、

温かい言葉をかけてくれる人もいる。

 

私は「言葉の力」を信じたいし、

言葉は美しいと思っている。

 

だから話すよりも綴る方が好きなのかもしれない。

 

顔も見えない遠く離れた画面上のあなたに、

少しでも何かを与える文章を届けられたら。

 

そんな気持ちで今日もこれからも出来る限り、

文章を綴りたい。

そんな風に思うのでありました。

 

サクッと読める恋愛小説。

いくつになっても、やっぱり楽しいですね。

 

伸行のように、真っすぐな青年が世の中に増えてほしいな。

そんな風に思いました。

 

以上、「レインツリーの国」を読んだ感想でした。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

読んだよ~!のしるしに、ポチっと応援して頂けると更新の励みになります^^ ↓

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

 

スポンサーリンク