本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

子どもに「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」と言われたら。

おはようございます。

おおた としまささん著書 「続 子供はなぜ勉強しなくちゃいけないの?」

を読みました。

 

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この本はどんな本?

 

この本は「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」という問いに

7人の識者の方が答えています。

その7人はこちらの方達です。

あさのあつこ

土屋賢二

宇治原史規

平田オリザ

五味太郎

松本大

田中優子

 

7人の識者の意見

 

◆「大人になるためでなく、すてきな人になるため」・・・あさのあつこ

◆「お笑いのネタ作りは、勉強の難問を解いているときみたい」・・・ロザン宇治原

◆「勉強なんかしている場合じゃない」・・・五味太郎

◆「問題が起こると騒ぐだけのみっともない大人にならないように」・・・田中優子

◆「人生を楽しもうと思ったらどうしても勉強しちゃう」・・・土屋賢二

◆「大人になって必要なのは、状況に応じて自分を演じ分ける力」・・・平田オリザ

◆「やりたいことがない人ほど、たくさん勉強しておこう」・・・松本大

 

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私の思う、なぜ勉強しなくちゃいけないの?

 

この本を読んで私もなぜ勉強しなくちゃいけないの?を考えてみました。

 

私が思うに、勉強は世の中を見渡す視界が広がると思います。

例えば、偏った勉強だと、小さな鳥かごの中の世界しか知らず、選択肢もただそこで生きることだけに焦点が当てられます。

けれど、たくさんいろんな勉強をしていると宇宙全体から地球を見渡す感じで、世界はこんなにも広く、たくさんの選択肢と可能性が秘めていることが見えてくると思うのです。

 

小さな鳥かごの世界はただそこに居ることだけに焦点を当てればいいので、シンプルな答えが用意されていて、それはそれで楽かもしれない。

 

大きな世界を見渡せるようになると、それはそれで、選択肢がありすぎて悩みのタネになるかもしれない。

 

けれど私はどちらがいいか?と考えると、

広い視野を持っている方が、突然の状況の変化にも対応できたり、生きる上で力になるんじゃないかと思いました。

 

それは本の世界と同じで、本にはたくさんの知らない世界への入り口が用意されており、その扉に入るか入らないかはその人の選択次第なんだと思います。

 

だから勉強する、しないは入口に過ぎず、その入り口に入るか?入らないか?

そして入口に入ったらどこへ進むか?

自分の選択次第で見える世界が変わると思います。

 

35年生きてきたけれど、まだまだ知らないことばかりです。

大人になっても勉強は続きます。

 

子どもの人生なので、子ども自身が考えることですが、ちょっと長く生きている私たちのほんの少しの手助けで、自ら人生を切り開くきっかけを与えることができるかもしれません。

 

◆勉強は生きる上での広い視界を持つことができ、選択肢を増やすため・・・あやこ

 

続 子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?

 

まとめ

「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」という問いに対する答えは一つではありません。

たくさんの答えの中に1つでも、その子なりの答えが見つかれば、勉強するきっかけはつかめます。

 

「続 子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」より引用

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。