本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】四角大輔さん著「人生やらなくていいリスト」を読みました。

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おはようございます!

 

四角大輔さん著書「人生やらなくていいリスト」を読みました。

 

内容を解説したいと思います。

 

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頑張りすぎていませんか?

 

「なんでもデキる人」にならなくちゃいけない。

「誰かに勝つため」「期待に応えるため」に、ただひたすら頑張らないといけない。

 

そう思い込まされて心を殺し、「やるべき」と言われることを、すべてやろうとしているうちに、あなたは生きること自体が苦しくなっていないだろうか?

 

でもぼくは言いたい。

仕事や人生で「あなたの理想」を手にするためには、「誰か」と比較しなくていい、

「すべて」やらなくていいのだと。

 

 

この文を読んでドキっとした人もいると思います。

「すべて」をやろうとすることも、

「誰か」と比較をする必要はないと四角さんはいいます。

 

四角大輔さんってどんな人?

 

四角さんは現在、ニュージーランドの原生林に囲まれた湖のほとりで半自給自足の

“森の生活”を営みながら、年の数ヶ月間は世界中で、“移動生活”を送っています。

 

五社の役員を兼任し、

起業化やアーティスト育成、大学非常勤講師、

人生デザイン術を学べるオンラインスクール学長など、

複数の分野で活動。

 

アウトドア、旅、オーガニック、

執筆といった「好き」を仕事にする、自在のライフスタイルを創っています。

 

そんな「好き」を仕事にするまでに、さまざまな経験をしてきた四角さん。

 

前職はレコード会社勤務のアーティストプロデューサー。

プロディースした人たちは有名どころでは、

綾香、superfly、平井堅CHEMISTRY、川口恭吾など。

 

そんな名プロデューサーになるまでにはたくさんの苦悩があったみたいです。

 

会社員時代の苦悩から、

現在の「好き」を仕事にするまでの過程の中で、

学んだ「やらなくてもいいこと」をこの本では教えてくれます。

 

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自分をさらけだしてもいい

 

音楽に限らず、映像や写真、絵や言葉といった芸術を通して活動表現をする人は、

当然、全員がアーティストということになる。

 

たとえ芸術に従事していなくても、この世に生を受けて、

「自分の人生を生き、人生というキャンバスに、自信の意思で絵を描こうとしている人」は、

職業、性別、年齢、人種に関係なく「誰もがアーティスト」なのだ。

 

つまり「自分らしさを追求する人はすべてアーティスト」。

 

これが、この本を通して、ぼくが本気になってあなたに伝えたいことだ。

ではどうすれば、「自分らしく」生きられるのか?

ありのままの自分を、できる限りさらけ出すことが、その第一歩となる。

 

 

この本にはしおりが一枚入っていました。

そのしおりに書かれていたメッセージ。

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I am an Arthist. #アーティストとして生きる

 

この本に込められた一番のメッセージです。

 

つまり生きているだけで私たちはアーティスト。

毎日私たちは人生というキャンバスに絵を描いている。

そう思うと納得できました。

 

もっと自分をさらけだしていい。

 

この言葉に勇気をもらいました。

 

四角さんがなぜそう感じたか?

 

それは音楽プロデューサーをする中でアーティストたちと居るなかで感じたことだそうです。

 

ライブがもっとも好きだ。

なぜなら、彼らの音楽活動において、ステージ上でのパフォーマンスこそが、

「もっとも自分をさらけ出す行為」だからだ。

何百人、何千人、時には一万人を超える人の前に歌声一本で立つこと以上に、

自分をさらけ出す場面なんて他にそうはないだろう。

 

観客たちは、そんな彼らの「さらけ出された姿」に感動するのだ。

それを体験したくて、わざわざ人はライブ会場に足を運ぶ。

そしてぼくは、彼らがステージで我を忘れた瞬間に時おり見せる、

「音程を外し、バンドの演奏を無視して歌が暴走」というような、

完全にさらけ出してしまった姿に、震えるほど感動する。

 

 

アーティストのライブに足を運んだ人は誰も一度は経験があるはず。

生の歌声ほど心を動かすものはないです。

 

会場の空気感、観客との一体感、

MC、メディアを通してからしか聴くことのなかった歌声を、

今目の前にいるアーティストが実際に歌っているんだというあの経験。

 

私もかつては独身時代ライブに足を運んでいました。

小学生の頃にLUNA SEAを知って、

いつかライブに行きたいと思っていた矢先、

終幕をしてしまいました。

 

が、東京へ上京をしてのクリスマスイブ、

一夜限りの復活ライブ。

東京ドームで聞く、私の人生で初めてのアーティスト、

東京での初めてのライブを経験しました。

 

憧れていた彼らを目にした瞬間自然と涙を流したことを今でも覚えています。

 

それからたくさんのアーティストのライブに足を運びましたが、

どのライブもそれぞれに感動をもらいました。

 

「ありのままの姿」に私は感動をしていたのです。

私自身、人にありのままをさらけだすことが出来ない人間です。

 

あがり症、多汗症、不安症、何かを一歩踏み出す時は色んなことを考えて怖くなります。

人前でしゃべるのも好きじゃないです。

 

そんな自分を変えたい変えたいとたくさん本も読んできました。

 

人と色んなことを話したいけれど、

うまく言葉に出てこない、そんなことが頻繁にあります。

 

それも私のアーティスト性なんだと思えるようになりました。

 

だから人には見えていない部分を敏感に感じ取ったり、書くことで消化したり、

それが「自分らしさ」につながっているんだと思います。

 

そんな私ですが、怖いけれどもっと人と関わりたいという気持ちがあります。

 

最近オンラインサロンや、読書会なども気になるところです。

 

この本には他にもやらなくていいリストがたくさん載っています。

 

どの項目も励まされる内容でした。

こころがふと軽くなるそんな本でした。

お勧めの一冊です。

もっとうまくこの本の良さを伝えられたらいいんですが、

言葉がうまくまとまりません。

 

 

自分に自信がなかったり、

誰かに背中を押してほしいと思う人に読んで欲しい本だと思いました。

 

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引用文は全て四角大輔著書「人生やらなくていいリスト」(講談社文庫)より

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。