小田桐あさぎさん著「嫌なこと全部やめたらすごかった」の紹介です。
嫌なこと全部やめたらすごかったの本の構成
この本は、それなり女が人生を爆アゲする方法が書かれています。
著者は以前までは「外見も内面も人並み以下な、少し残念な女性」と認識していました。
3年で著者の人生はがらりと変貌を遂げたそうです。
いったい3年の間に著者はどういう行動をとり人生を変えていったのか!?
その方法が書かれています。
第一章 モテの暗黒期の乗り越え方
第二章 女にとって結婚は地獄?じゃなくて天国!
第三章 それなり女が人生を爆アゲする方法 (導入編)
第四章 それなり女が人生を爆アゲする方法 (基本編)
第五章 お金に我慢しない生き方
第六章 やりたいことしかやっちゃダメ!
嫌なこと全部やめたらすごかったの本の結論から言うと
この本を読んで著者が一番伝えたかったことは、
人生は本当に、1000%自分次第。
思考を変えて行動すれば、どんなことでも叶う。
コレだと思いました。
その為にはまず、「自分を知ること」これに尽きます。
タイトルからも分かるように、「嫌なこと全部やめる」
ということは、
自分が何が「嫌い」か、
そして何をやっている時が一番ワクワクして楽しい「好き」の時間なのか、
明白にすることが大事ということです。
コレはもう耳にタコが出来るくらい、様々な本に書かれています。
例えば、子育てにおいては著者は家事が嫌いだそうです。
そこで家事はやらず外注だそうです。
そうすることによって、自分はイライラしない。
子どもとも旦那さんともイライラせず過ごせるおかげで家庭が円満だとか。
世の女性から家事がなくなったら、イライラする時間減るんでしょうね~。
なぜイライラするのか?追い立てられるからなんですよね。
あの時間までにこれやって、あれやって、毎日が分刻み。
私は家事は嫌いじゃないけれど、
時間に追われたり、夕方になるとパワーダウンするのが、
イライラの原因かなと感じます。
育児に関しては
「娘の気持ちを考えて何かをするのはやめよう」
そう決めたそうです。
仕事や自分の楽しみをセーブしてまで子どものために家事したり、
一緒にいる時間を増やそうなんて1ミリも思っていません。
この潔さは凄いなと思いました。
普通の世間一般的な考えでは、「子どもの気持ちを優先しましょう」これが多いんじゃないかなと思います。
子どものために、子どものために、と、多くのことを我慢するとフラストレーションたまりますよね。これもイライラの原因ですね。
母になって思ったことは、これほどまでに自分の資源を使うのかと痛感しました。
世の母達の悩めることは、これかなと思います。
自分のやりたいことができない。毎日が慌ただしい。
仕事と家庭、どっちを選べばいいのか。などなど、お母さんたちは毎日毎日、
24時間をどうやりくりすればいいかもがいています。
著者の考え方も、一人の考え方なので、そういう生き方もあるし、
子どもと一緒にいることが喜びの人もいるので、
この部分については賛否両論あるだろうなと思いました。
お金について共感したセンテンス
選択基準をお金にしている限り、ほんとうに欲しいものは手に入らないし、
ほんとうにしたい経験もできない
この一文、とても共感しました。
お金基準でモノゴトを見ていると、やりたいこともストップがかかってしまいがちです。
フォーカスする部分は、お金よりも、それをすることによって
「どんな経験が出来るか」
だと思います。
私はお金は何の為にある?と答えるならば、「経験を買う」だと思っています。
物質的な豊かさよりも、経験の豊かさを買いたい。
そういう基準で生きているので、この部分は共感しました。
なので我が家は、
週末は経験を求めてあちこち行ってその土地でしか出来ない経験を買いに行っています。
赤子時代はほぼお出かけしていませんでしたが、子どもたちが大きくなりフットワークが軽くなりました。
お金は後で回収できますが、経験だけは、タイミングや行動力がないと得られません。
おわりに
どちらかと言うと、人生経験がまだ少ない若い婚活中の女性向けの本かな?と思いました。
サクッと読めて、潔い言葉に、「嫌なことはイヤ」とハッキリ言えない私からしたら、羨ましいなと感じるほど。
バッサバッサと言い放つ言葉が多いです。
ちょっとイケていなかった女性が、人生最高!!生きていて楽しい!!そんな人生に変貌した方法が書かれています。
婚活がうまくいかない、何やってもうまくいかない。嫌なこと嫌って言えない。
そんなちょっと低迷中な方におススメの一冊かなと思いました。
タイトルだけで十分伝わりますよね。
無理しないで、好きなことに「フォーカス」するだけでも毎日が少しずつ変化するのではないでしょうか?
引用文は全て、小田桐あさぎさん著書「嫌な事全部やめたらすごかった」WAVE出版より
最後まで読んでいただきありがとうございました。