本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

子どもの習い事の辞め時の決断って難しい。「娘、ピアノを辞めました」

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おはようございます。

 

今日は娘の習い事の話です。

 

タイトル通り、ピアノを辞めました。

 

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今日はそんなピアノを辞めたことについて、

今の気持ちを記録しておこうと思います。

 

2年8ヶ月続けたピアノ

 

娘がピアノを習い始めたのは、年中さんの5月から。

今から約2年8ヶ月前です。

 

私自身もかつてピアノを習い、弾いていて楽しかったし、

家には電子ピアノもあるからということで、

気軽に始めたピアノ。

 

ちょうど1年前、先生が出産を機に新しい先生へと変更になり、

2名の先生に教えてもらう経験をしました。

 

 

www.genko-library.com

 

 

辞めたきっかけ

 

明らかにモチベーションが下がっていた

 

ここ最近の娘を見ていて感じたことは、

自分から練習することが減ったな?と、私自身が感じていました。

 

私がピアノ練習してね~!と言わないと練習しない始末。

 

これは誰のための練習??

そんな疑問を私自身も持ち始めていました。

 

元来、好きなことというのは、言わなくても自発的にやるもの。

それが義務に転じた時、その習い事は続けるべきなのか?

いったん立ち止まる必要があるなと感じました。

 

目的をもう一度娘と話しあおう。

そう感じたのです。

 

そもそも習い事の目的って?

 

習い事の目的を定義するならば、「これ」という明確に語るのは至難の業です。

 

我が家では、本人が習いたいと言えば経験させる。

 

本人がやめたいと言えば辞める。

この軸は持っていました。

 

将来の為とか、困った時の為とか、純粋にうまくなりたい、いろんな目的もあるかもしれない。

 

けれど一番は「本人が決める」これが大事かなと思います。

 

習い事を通して得るものはたくさんあります。

けれども習い事を通して失うものもあるかもしれません。

 

それは友達と遊ぶ時間だったり、のんびりする時間、

親子の時間。

 

何かを始めるというのは、何かを失う。

表裏一体なのです。

 

で、話を戻します。

 

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娘に聞いてみた

 

最近、ピアノ楽しい??

このまま続けるのもいいけれど、楽しくないと感じているのなら、

無理に続ける必要もない。

 

ピアノをやめたら時間もできる。

ピアノやめても家で練習すれば続けることもできる。

お母さんも教えることができる。

 

自分で考えてみてお母さんに教えてと。

 

娘の出した決断は「やめたい」でした。

 

「ピアノを習いに行くのが楽しくなくなった」だそうです。

 

ということで、やめてみた

 

娘の習い事をやめる。というのは、私自身も初めてで、

ここでやめるのはもったいないことじゃないか?

続ければもっとうまくなっていたかもしれない?

そんなことも思いました。

 

けれど、始まりがあればいつか終わりがくる。

これは世の中の原理原則。

 

早いか遅いかの問題だし、見切りをつけることも大事なのかな?

なんて思いました。

 

やめてからの方が生き生きとピアノと向き合いだす始末

 

ピアノのを習うのを辞めたからといって、

ピアノを弾くことをやめたわけではありません。

 

娘は自分でどの曲を弾こうと、選んで、自ら自主練を始めました。

 

選んだ曲はブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」

辞めてからこの曲を毎日毎日練習して、1曲全て弾けるようになったのです。

 

もう、ここまで実力がついていれば十分。

そんな風にも思いました。

 

自分でいいなと思った曲を弾ける。

やめてからの方が何だか楽しいようです。

 

もちろん、基礎的な知識や、指のタッチ、強弱、技術的なことは享受できないけれど、

楽しく弾くことならできそう。

私自身もそう確信しました。

 

 

ピアノはいったん辞めたけれど、また習いたくなったら習えばいい

 

実は私自身も小学校2年生でちょっとだけ習って、

5年生になって再開して、高校3年生まで続けたという経緯があるので、

娘がやめることになんら抵抗がありませんでした。

 

私は遅いスタートだったけれど、ある程度まで弾けるようになった経験があるので、

そこは大丈夫と思っていたからです。

 

むしろ、ピアノを弾く目的が大事かな?と。

 

私はやっぱり音楽は「音」を楽しむ。「音」で楽になる。

そんな経験をしてほしい。そんな願いがあります。

 

音楽は楽しむもの。

そう思っています。

 

だから娘にも息子にも音楽を身近に感じて楽しんでほしい。

 

ピアノを習わせる目的は人それぞれあるかと思いますが、

私は楽しければそれでいいと思っています。

 

今回娘は習いに行く行為が楽しくない。

そう思ったので、嫌々練習していたのかもしれません。

 

結果辞めてからの方が、私がピアノ~!と、言わなくても向き合うようになってくれました。

 

私自身も習い事が一つなくなり、時間的余裕ができました。

 

子どもの習い事って実は親の時間もなくなるんですよね。

 

やめたからこそ、分かること。

続けるからこそ、分かる世界。

 

どれが正解か分からないけれど、これもまた一つの経験となりました。

 

子どもとの経験はいつだって手探り。

これが明確な正解だなんて何一つありません。

 

習い事、それは仕事と似ていて、せっかくここまで続けてきたんだから。

そんな気持ちが押し寄せます。

けれど、いったん離れたり、辞めると、意外とすんなりいったり、

あらたな別な世界が見えるもんだな。

そんな風に思いました。

 

2年8ヶ月間の短い期間だったけれど、

ピアノの習い事という経験が出来てよかったです。

 

また娘の口から習いたい。

そんな言葉が出た時には、快く応援したいと思います。

 

以上、娘の習い事、ピアノを辞めたお話しでした。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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