本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想】若者に人気の小説!「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を読みました。

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

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汐見夏衛さん著「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」です!

 

この本は若者の間で大人気のSNS

TikTokで超話題になり、若者に人気の小説らしいです!!

 

私はTikTokやっていませんが、

どうやら若者に人気の読書インフルエンサーがいるらしいよというのは知っています♪

 

その方がおススメして火がついたんだとか。

 

いい傾向ですね。

本を読む若い人が増えるのはとっても嬉しい。

 

若者と20年くらい年が離れた私、

この本を読んでみましたよ。

 

泣けると噂の小説らしいよ

あやこ
 

 

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 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の本のあらすじ

 

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。

母親とケンカをして家を飛び出し、

目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。

 

偶然通りかかった彰に助けられ、

彼と過ごす日々の中、

百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。

 

しかし、彼は特攻隊員で、

ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった。

 

のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る・・・。

 

 

あやこ
 

戦時中にタイムスリップするお話しだよ

 

 

 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の本の見どころ

 

この本の見どころは、

戦時中の過酷な生活、そして国の為に戦わなければいけないという非常理さ。

 

そして好きな人との永遠の別れ、

その人が抱えていた本当の想い。

 

そういう場面に注目してほしいなと思います。

 

小説のいいところは、

なんと言っても疑似体験が出来ること。

 

私たちは、戦争というものを知らないですが、

小説を通して疑似体験ができます。

 

想像するのです。

想像力を総動員して疑似体験をし、

二度とこのようなことを繰り返してはいけないと体験することができます。

 

本当に経験した人たちしか味わっていない、

匂いや、温度、五感を使った情景は体験できないかもしれない。

 

けれど、こういった歴史があったことを想像することはできるのです。

 

特攻隊員を好きになってしまった百合。

そして彰の気持ちを期しせずとも知ったシーンに感動でした。

そして彰の手紙にしたためられなかった本当の気持ち。

 

あの頃の思いを抱えながら戦地に向かった人の気持ちを想像するのでした。

 

 

P271~

百合、もう一度会いたい。

俺は、生まれ変わっても必ず、君を見つける。

そして、もう一度、出会う。

生まれ変わったら

あの花が咲く丘で、君と出会えたら。

今度こそ、君のきれいな瞳を見つけながら、俺の本当の気持ちを伝えたい。

 

 

なぜ「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が若者に人気なのか?

 

どうしてこの本が若者に人気なのか考えてみました。

 

分かりやすい設定分かりやすい文章

 

設定がとにかく分かりやすいですね。

戦時中にタイムスリップ。

そして恋愛、好きな人との別れ。

 

難しい言い回しや比喩表現のない分かりやすい文体で、

ササッと読めます。

 

普段読書をしない若者にも読みやすい内容でした。

 

そして、彰の手紙がまた感動をそそるのかなと思いました。

 

この本を読んでいると、

ちょっと内容は違うけれど、「君の名は」を連想させられましたね。

タイトルもそうだし、運命とかを考えさせられます。

 

そして、タイトルから何故かドラゴンアッシュのあの歌を思い出したり。笑

「百合の花咲く場所で」という曲、知っている人いますか?

はい、若い人は知らないですね(;・∀・)

 

そして何より、インフルエンサーの方の影響も大きいのかもしれません。

 

本を知るきっかけがないと、

本を読む機会は得られないわけですが、

 

そんな本を知るきっかけをSNSで知ることにより、

普段本を読まない人でも読んでみようか。

そんな気持ちになったのかなとも思います。

 

映像で見ても楽しめそう

 

私的には正直展開が読め過ぎてしまったのですが、

映画としても楽しめそうだなと思いました。

 

表紙のようなイラストでアニメ映画化したら、

若い人達も観に行くんじゃないかな?と思います。

 

 

おわりに

 

確かにこの本は若い人が好きそうな内容だなぁと思いながら読みました。

 

 

結論から言うと私は泣けませんでした(;・∀・)

 

あれですね。

経験が増えたんでしょうね。

読書の経験値も、人生の経験値も。

 

きっと10代の頃に読んでいたら泣いたかもしれません。

 

読書って、

読んだ本の経験値や人生経験値によって、

こんなにも感じ方が変わるんだなということが新たな発見でした。

 

私が20代の頃に読んで感銘を受けた小説は、

永遠のゼロです。

 

今のところ、この小説を超える戦争モノの小説は私の中ではないです。

それはやっぱり経験値の少ない20代に読んだことも大きいかもしれません。

 

 

文学的に評価の高いこちらの本も20代で読みました。

こちらの方がどちらかというと大人っぽいかな。

 

 

 

 

その年代年代によって、読む戦争モノの小説ってあると思うのです。

 

もうすぐ終戦記念日

先人たちのあの頃に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?

 

好きな戦争モノの小説がありましたら是非コメントで教えてください^^

 

以上、汐見夏衛さん著「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の感想でした!

読んだよ~!という方のコメントお待ちしております。

 

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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