本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】将棋で生きる二人の男の物語。柚月裕子さん著「盤上の向日葵」を読みました。

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おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

柚月裕子さん著「盤上の向日葵」です!

 

 

 

 

映画公開中の盤上の向日葵。

映画館に行けないので原作を読みました。

 

最近映画化された作品を読むブームがきています。

 

あらすじ

 

この物語は、将棋×事件モノとなっております。

将棋、やっとことありますか?

私は小学生の頃に、

教室に将棋があったんですよ。

そのおかげで、

休み時間に友達と将棋をして遊んだ記憶があります。

 

悲しいことに、

それ以来将棋に触れていないので、

ルールをすっかり忘れてしまいました。

 

この物語は題名の通り、

将棋のお話がたくさん出てきます。

 

山中で身元不明の白骨遺体が見つかります。

その遺体の手に握られたいた「駒」

その駒は世の中に七組しかない貴重な駒「菊水月作」なのでした。

その駒はなんと、六百万の価値がある駒なのです。

 

そんな駒が遺体の両手に握らせて土に埋められていたのです。

 

事件を追う、刑事はこの駒を手掛かりに、

持ち主を紐解いていくのです。

 

刑事の事件を追う時間軸と並行して、

1人の天才棋士の上条佳介。

少年時代から大学生、そして大人になってからのお話が繰り広げられます。

 

同時進行で話が進み、やげて一つの線がつながります。

 

感想

 

この本を読んで、

将棋の世界を垣間見れることができました。

 

プロになるには相当厳しい世界ということが知れました。

 

中でも、真剣師といって、

将棋を賭けて、生活している人が、

実際に昔はいたことを知れました。

 

名前の通り、お金がかかっているので、

勝負は真剣そのもの。

 

将棋の進み具合などが、

記号や説明があり、

ルールや進捗状況を紙ベースでも理解できる人はより楽しめる作品じゃないかなと思います。

 

将棋のルールを私のようにすっかり忘れても楽しめる小説でした。

 

お決まりの刑事さんは、

二人で動くのですが、

中々のいいコンビでしたよ。

 

佳介の過去は辛いものがありました。

そんな時救ってくれたのが、将棋や先生との出会いなのでした。

佳介の苦しみや葛藤が伝わってきました。

 

心に残った言葉

 

この本を読んで心に残った言葉を紹介したいと思います。

 

将棋は会話に似ている。

むしろ、言葉のように取り繕うことができないぶん、

本音をぶつけ合うような怖さがある。

 

過酷な少年時代を送っていた、天才棋士佳介。

そんな孤独な少年と将棋を交わした時の、先生の心の声です。

将棋とは相手と対峙する手段にすぎないことが分かる文章でした。

性格とかが出るんでしょうね。

 

 

起きた事象そのものに意味はない。

それを幸と思うか、不幸と思うかは自分自身だ。

多くの人間が、生に向かう思いを情熱と呼ぶならば、

死を望む思いを暗い情熱と呼ぶ人間がいてもいいのではないか、

そう思いながら、佳介はいままで生きてきた。

 

誰もが情熱を持って生きているというわけではないこと。

暗い情熱。

生と死の対義が感じられ、

佳介の苦しみが伝わってくるのでした。

 

引用文は、柚月裕子さん著「盤上の向日葵」より

 

おわりに

 

映画化されたということで、

将棋のシーンなど、

手に汗握る臨場感が再現されたのではと予想されます。

 

映画は原作にないオリジナルも導入されているようなので、

原作、映画、両方とそれぞれの良さが味わえそうな物語だなと思いました。

 

柚月裕子さん作品、

読むのは初めてでしたが、

とても楽しく読めました。

事件モノが好きな人にお勧めの本です。

 

以上、柚月裕子さん著「盤上の向日葵」を読んだ感想でした。

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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