本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】田中泰延さん著「読みたいことを、書けばいい。」を読みました。

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1冊読み終わったので感想をつづりたいと思います。

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今日ご紹介する本はこちら。

田中泰延さん著「読みたいことを、書けばいい。」です。

 

 

 

 

ツイッターのタイムラインを見ていたら目に留まった本

 

たまたまツイッターを見ていたらですね、

先日このブログでも紹介した、幡野広志さんがこちらの本を紹介していたんですよ。

 

 

www.genko-library.com

 

「読みたいことを、書けばいい。」

 

凄くシンプルな表紙と、この真理の書かれた一言のタイトル。

 

完全にこの表紙だけで、購買意欲そそられました。

 

ええ、私はよくジャケ買いや、勢いだけで買ってしまうタイプです。勢いの女です。

 

タイトルからして、ブログを書いている身としては、凄く凄く役に立ちそうなタイトルだと思いませんか?

 

きっとこのご時世、いろんな形で物事を書いている人も多いはず。

私みたいなタイプはひっかかると思うんですよね~。よ!商売上手!!

 

でもね、この本買って正解でした。

 

最後の一言に超感動しましたね。

あぁ、これが物書きの真相真理なんだって。

 

気になる人は買ってみてくださいね♪

 

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田中泰延さんという人

 

名前は田中泰延と書いて、(やすのぶ)と読みます。

最初読めませんでしたが、本の中でご丁寧に読み方を解説されていました。

パソコンで打っても一発で漢字が出てきませんでした。

ちょっとブロガーとしては苦労しますよ。

 

この方の経歴を見ると結構おもしろいんですよね~。

 

1969年大阪生まれ

早稲田大学第二文学部卒。

 

学生時代に6000冊の本を乱読。

6000冊!!!!凄いです。本が好きだったんでしょうね。

個人的にどんな本を読んできたのか知りたいです。

今回、この「読みたいことを、書けばいい。」が初の本の出版ということですが、

次回は是非「本について」語っている本を出版してほしいです。

田中さんどうでしょうか!?ぜひ読みたいです!!

本書にも本の紹介が一部書かれています!一冊の本として読んでみたいです。

 

 

1993年株式会社電通入社。

24年間コピーライター・CMプランナーとして活動。

電通の出身なんですね。

実際に就職活動中に送ったエントリーシートがこの本に載っていたんですが、

すっごくシンプルで、面接官の人が話を聞きたくなるような、インパクトある一文が散りばめられているのがビックリでした。

 

話を聞きたくなる一言の効果。絶大ですね。

 

2016年に電通を退職し、「青年失業家」と称してフリーランスとして、

インターネット上で執筆活動を開始。

 

数々のコラムをネット上に記し、累計330万PVの人気コラムになり、

様々なところで活躍している方みたいです。

 

すみません。私は田中さんのこと、この本で初めて知りました。

 

でもね、この本を読んだら凄く田中さんの文章好きになりましたよ。

自分が書いていて楽しいんだろうなぁというのが凄く伝わってきましたもん。

 

私もたくさんのブロガーさんの記事を読む中で、読んでいて楽しい人のブログって、

収益目的の人の書くブログよりも、内面で感じたこととか、心の描写だったり、

その人自身が目の前で語ってくれているかのように、伝わってくる文章の方が好感が持てるんですよね。

 

やっぱり書き手と読み手、見えるものは「文字」だけなんだけれど、

その向こう側とこっち側には「」がいるんですよね。

 

その人の「人柄」が伝わる文章って読んでいて楽しいです。

 

この本も、そんな「田中泰延さん」という人が伝わってくる本でした。

 

本の入り口編集者の方がオファーした文章が掲載されていた

 

この本でおもしろいなぁと思ったところは、数多く田中さんへ、

本を出版しませんか?」とオファーが来る中、

 

今野良介さんという編集者の方が田中さんへ送ったメールが掲載されているんですね。

 

へえ~!こうやって、出版社の編集者の人は、書いて欲しい作家さんへオファーをするのかぁと。

 

つまりは、本の入り口って、編集者さんの文章力一つで心を動かすんだなということが分かりました。

 

後にこの事を田中さんはこう書いています

 

わたしはいやいやながら引き受けたが、それから半年もあれこれ理由をつけて引き延ばした。

しかしその間にも今野さんは何万字ものメールを送ってきた。

怖い

 

仕方なくとうとう書くことにした。

今野さんがちょっとおかしい人だったからだ。

 

 

 

そりゃあ、何万字ものメールが来たら確かに怖いですね。笑

 

でもそれだけ、編集者の今野さんと思いを込め一緒に造り上げた本なんでしょうね。

 

作者一人だけではなく、それを取り巻く人達の背景が知れて、そうやって本ができたことを知れて読者としてはおもしろかったです。

 

「読みたいことを、書けばいい。」本の構成

 

序章

なんのために書いたか

―書いたのに読んでもらえないあなたへ

 

第1章

何を書くのか

―ブログやSNSで書いているあなたへ

 

第2章

だれに書くのか

―「読者を想定」しているあなたへ

 

第3章

どう書くのか

―「つまらない人間」のあなたへ

 

第4章

なぜ書くのか

―生き方を変えたいあなたへ

 

おわりに

いつ書くのか。

どこで書くのか。

 

 

どうですか?少しでも文章うまくなりたい!!

と思う私のように欲が深い人は、ほいほい読みたくなる目次ですよ!!!

 

結論から言うと「読んで損はない1冊」です!!

 

最後の一文にあなたは感動することでしょう。

この本を読んだ方、感想をお待ちしております(; ・`д・´)

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引用文は全て、田中泰延さん著書「読みたいことを、書けばいい。」ダイヤモンド社より

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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