こんにちは!!あやこです(^^♪
今日は昨日観ました映画「マチネの終わりに」の感想です。
絶対映画館で観たいと思っていた映画を観れた!!
この映画の原作を読んだ時から、この映画が公開されるのを凄く楽しみにしていました。
それくらい魅了されたこの原作がどう表現されるのか!!
凄く凄く楽しみでした。
この物語は、福山雅治さん演じる「蒔野」と、石田ゆり子さん演じる「洋子」が主人公です。
たった3度しか会ったことのない二人は強く惹かれ合いますが、様々な障害によって運命が変わるのです。
恋愛物語は結末は、結ばれるか、別れるかそのパターンしか答えはありません。
けれど、その「過程」が、誰一人同じ過程でははないということです。
このマチネの終わりにも普通では経験できない、そんな恋愛模様です。
この映画を観ての感想は、
ただただ終始うっとりでした。
お二人の歳を重ねた奥ゆかしさもそうだし、パリの街並み、言葉、音楽、
あらゆるものが「美しい」そんな映画でした。
芳醇された愛といいましょうか。
何ともいいようのない余韻にひたれました。
あの緊迫のシーンもこんな風に、あの「三谷」のあの行為がこんな風に、
原作を読んでいるからこそ、原作の記憶を辿りながら冷静に観れたと思います。
やはり原作通りにはいきませんが、凄くキレイにまとめあげられており、
私は映画も好きだぁ。そう思いました。
映画は映画の良さがあり、五感を使ってダイレクトに伝わる部分がいいなと思いました。
この物語のキーワドは
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。
だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。
変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。
過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」
これは誰もが最終地点から今までの時に振り返った時に、分かることです。
今辛いことが起こったとしても、未来の自分が幸せであれば、その辛いことも許せるようになる。
つまりは終わりよければそれでよしなんですが、それくらい未来の出来事によって過去はどうにでも変わることが出来るんです。
そんな哲学的なメッセージが込められたこの物語。
忘れられない人がいる。
恋愛物語が好き。
大人の恋の葛藤を味わいたい。
そんな人におススメの映画となっています。
映画を観に来ていた人のほとんどが40歳~60代の方達ばかりでした。
平日だったせいもあったかな。
20代で観るとまだなんとなくしか分からない感覚かもしれませんが、
ある程度、出会いや別れ、遠距離をしたことのある人なら、気持ちが分かるかもしれません。
観る人の経験則によって感じ方が変わる映画だと思いました。
気になる方はぜひ映画館まで足を運んでみてください!!
素敵な俳優陣の魅力的な演技にも注目ですよ。
私のインスタのアカウントでは、この映画の効果もあってか、未だに「いいね」がつきます。1000件を超える反応をもらいました。
ありがとうございます。
原作がとにかく素晴らしいこの物語。
映画と合わせて楽しんでみてください。
2019年最後になるかもしれない、観たい映画を観れて本当によかったです。
老後は、本と映画があれば楽しく生きていけそうだ。
そんな風に思った昨日なのでした。
読書もいいけれど、映画館で観る映画最高です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。