おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。
館シリーズ第四弾を読みました。
「人形館の殺人」の本のあらすじ
父が飛龍想一に遺した京都の屋敷——
顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。
街では残忍な通り魔殺人が続発し、
想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。
彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、
破局へのカウントダウンはすでに始まっていた!?
シリーズ中ひときわ異彩を放つ第四の「館」
2021年の密かな目標。
館シリーズを読破する。
6月に読んだ1冊です。
月に1,2冊読みたいシリーズ。
無事6月も読むことができました。
「人形館の殺人」を読んで心に残った言葉
P47~
このアトリエに閉じこもって、
父はひたらすら、
死んだ実和子の幻を追い続けていたに違いない。
静物画にも抽象的な彫刻作品にも、
恐らくここで創造した彼の嘆きや怒り、
彼女との思い出・・
あらゆる彼女に対する想念が秘められていたに違いない。
「人形館の殺人」を読んだ感想
顔のないマネキンが佇む「人形館」
私なら住みたくないなぁと思いました。
怖そうですよね。
そういったマネキンがいくつもあるお家。
主人公のお父さんは亡き妻を想いながら、
そのマネキンを作っていたようです。
「異彩」を放つというだけあり、
そういうことね!!
と、納得でした。
確かに、ある意味騙された~!でした。
個人的に、
辻村深月さん著「子どもたちは夜と遊ぶ」の
浅葱とリンクするところがあるなと感じました。
綾辻さんの大ファンの辻村さんですから、
その辺り、インスパイアされているのかな?と感じました。
私自身、お二人の作家さんの本を交互に読んでいる身なので、
自然とお二人の文章や思考が身体に染み付いてきているような気がします。
今回も一気読みの「館シリーズ」
今年中に制覇できるかな?
★綾辻行人さん作品はこちら★
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