本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

【読書感想レビュー】太田ゆかさん著「私の職場はサバンナです!」本を通してサファリツアーができる一冊。

 

 

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

 

太田ゆかさん著「私の職場はサバンナです!」です。

 

 

 

 

 

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「私の職場はサバンナです!」の本の内容

 

南アフリカ政府公認・唯一の日本人サファリガイドの太田ゆかさん。

 

ゆかさんがどうして、

サバンナでサファリガイドとして働くことになったのか、

そんな経緯と、

知られざるサバンナの動物たちの生態、

環境保護の現状、

人と自然が共存していくための、

課題や大切さ。

 

そして読むだけで、

自分がサバンナでサファリツアーを体験しているかのような、

疑似体験ができる1冊となっています。

 

2024年読書感想文課題図書高校生部の本でもあります。

 

「私の職場はサバンナです!」を読んで心に残った言葉

 

「私の職場はサバンナです!」を読んで心に残った言葉を紹介します。

 

ハイエナはサバンナの「お掃除屋さん」

 

P57~

ハイエナはサバンナのお掃除屋さんとしても知られています。

テレビのドキュメンタリーなどで

死肉や腐肉を食べるハイエナを観たことがある人もいると思いますが、

ライオンやヒョウのお残しを、

強靭な顎で骨や川まで食べてしまいます。

 

唯一消化されないのは蹄や角、毛くらいです。

 

ハイエナの胃液のpH値

(酸性なのか、アルカリ性なのかを測る尺度で、値が低いと酸性)

は低く、塩酸濃度のとても高い生き物です。

 

この高い酸度の胃酸のおかげで、

食べた死肉からとりこまれた病原菌が胃に到達する前に破壊されているのではないかと言われています。

 

 

ライオンやヒョウなどのお残しを横取りする、

ずるがしこいイメージのハイエナですが、

他の動物たちが食べれないような、

残骸も食べれてしまうハイエナ。

 

サバンナには何一つ無駄な生態系がないことを知れました。

自然って本当に循環よくできていると感じます。

 

草食動物に共通する「みんなでいれば怖くない」

 

P89~

一緒にいる動物の数が多ければ多いほど、

肉食動物が近づいてきた時に気づける可能性は高まり、

より安全に過ごすことができます。

 

この「みんなでいれば怖くない」は

インパラだけでなく草食動物間の共通認識のようで、

インパラの近くにはシマウマがいたり、

ヌーがいたり、

種を超えて仲良く一緒に過ごしているところをよく見かけます。

 

肉食動物に狙われる立場の草食動物たちは、

常に気が休まらない生活のようです。

 

同じ種同士だけで群れるのではなく、

異種間でも共生しながら暮らすこと。

 

人間に近いものを感じ取りました。

 

人間も「自然の一部」

 

P208~

日本で暮らすみなさんには、

まずは今までお伝えしてきたような様々な事情がからまり合った

環境保護」「動物保護」の難しい現実を知ること、

そして自分のこととしてとらえて興味をもってもらえたら嬉しいです。

 

アフリカで起きている密猟問題や、

開発にともなって起こる、

動物の生息地の現状。

 

これは日本には関係はないではなく、

規模や動物は違えど、

日本では、クマや鹿、イノシシなど、

人間と野生動物との軋轢は問題になっています。

 

昨今、クマに襲われたというニュースをよく聞きます。

 

日本もサバンナと同じように、

動物との共存問題が危惧されているのです。

 

何でも動物が悪いと決めつけるのではなく、

動物の立場の現状も理解しつつの、共存対策が必要だと思いました。

 

 

 

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「私の職場はサバンナです!」を読んだ感想

 

私の人生には程遠い職業の、

サファリガイドという職業を本を通して知ることが出来て、

とっても面白い読書体験でした。

 

日本人の女性ガイドとして活躍する太田ゆかさんの、

バイタリティ溢れる行動力、

そして動物への愛情。

 

今、サバンナで起こっている密猟や開発にともなって起こる、

環境破壊。

人間と共存する難しさ。

人間が増えすぎたゆえに、

減少する動物たちの悲しい現状。

 

様々なことを知るきっかけになった本でした。

 

また、動物たちの生態は、

本当に綺麗な循環の元成り立っていることを改めて知ることができました。

 

生命の循環サイクル。

自然の美しい仕組み。

 

私たち人間は便利さを求めるあまりに、

大切なものを取りこぼしていることが悲しくなります。

 

かと言って、

狩猟採集時代に戻れるかと言われたら戻れません。

 

私はここ日本でぬくぬくと暮らしているけれど、

今、サバンナにポイっと放たれたら何の知識もなく、

役立たずです。

 

動物を通してたくさんのことを学んでいる太田ゆかさんは、

キラキラと輝いて見えました。

 

今の時代は便利なもので、

YouTubeを通してサファリツアーに参加することもできます。

 

太田ゆかさんのチャンネルも観ましたが、

遠いサバンナと日本を繋いでくれることに感謝です。

 

私には関係ない!ではなく、

今、動物たちの過酷な現状、

そして密猟せざる負えない貧富の差。

そういった現状を知ってほしいです。

 

遠い国で奮闘している日本人女性の功績を知れる、

「私の職場はサバンナです!」

本を通してサファリツアーをし、

自分を省みることのできる一冊でした。

 

興味ある方は是非読んでみてください。

 

以上、太田ゆかさん著「私の職場はサバンナです!」を読んだ感想でした。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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【読書感想レビュー】ファン・ヨンミさん著「優等生サバイバル」を読みました。

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

ファン・ヨンミさん著「優等生サバイバル」です!

 

 

 

 

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「優等生サバイバル」の本のあらすじ

 

2024年青少年読書感想文全国コンクール、

高校生部門の課題図書となっています。

 

課題図書に選ばれる本ってどんな内容なんだろう。

興味が沸いて読んでみました。

 

この本のあらすじは、

韓国の優等生が主人公の物語となっています。

 

学歴社会のお隣韓国の高校生ジュノ。

大学進学実績で有名な進学校に、

なんとトップで入学してしまうのです。

 

そんな主席で入学してしまっから大変。

いつも気になるのは「成績」のこと。

 

一度上に立ってしまうが故の苦しみや葛藤が描かれていました。

 

勉強に忙しい上に、

初めての恋を経験したり、

日本で言う、部活を通して仲間との関係を築いたり、

将来のことを考えたりと、

忙しい毎日のジュノ。

 

そんな忙しい日々の中で、

自分なりの人生の道筋を見つけていく内容となっています。

 

「優等生サバイバル」を読んで心に残った言葉

 

「優等生サバイバル」を読んで心に残った言葉を紹介したいと思います。

 

P17~

「平日は無理のない範囲で働いて、

週末はサッカー観戦をしたりコンサートに行ったりして、

人生を楽しむんだ。

人のために何かすることも大切だけど、

同じくらい自分の面倒を見ることも大切だぞ」

 

ジュノのお父さんは医者です。

医者は医者でもお金儲けが頭にある医者ではなく、

自分の人生に後悔なく、自慢することもない父親でした。

 

そんなお父さんからのアドバイス

人生を楽しむための大事なヒントが伝えられているなと感じたのでした。

 

高校生に限らず、

自分のために時間を使えない大人も多いので、

これは大人へのアドバイスとしても適格だと思うのでした。

 

P96~

走っている馬にムチを打つみたいに、

「もっと、もっとだ、もっと、もっと走れ、

死ぬまで、努力のもっと上の努力をして一番になれ」

と攻め立てていたら、

死ぬまで幸せになんてなれないんじゃないだろうか。

 

このセリフは、

何でもできる先輩が、

実は成績のプレッシャーで悩んで苦しんでいたことを、

知った瞬間のジュノの気持ちです。

 

勉強に対するプレッシャーは日本の高校生も同じですよね。

上を目指すことはいいことかもしれない。

けれど、それは本人の意思ではなく、

親の意思だとしたら?

これほど苦しいことはありません。

 

P111~

「つまり、負けてもくじけない人が、

サポーターを長く続けられるんだと思う」

 

それって人生には、

あらかじめ負けることも想定値として

組み込まれているということなのだろうか。

 

このセリフは、

ジュノが友達のユビンとサッカー観戦に行き、

 

好きなチームが勝ち、

勝ったからこそ気分がいいねという会話から、

 

でも負けた場合は違う気持ちになるよね?

と思った後に、呟いたセリフです。

 

サッカーの勝利と敗北を、

人生に例えてみた言葉なのでした。

 

サポーターは、

応援しているチームが毎回勝つから応援しているのではなく、

勝つ日もあれば、負ける日だってあります。

 

それを含めてのチーム。

人生も、ずっと勝ち続ける人生なんてあり得ません。

 

人生は山あり谷ありということを、

サッカーを通して知った瞬間だったのでした。

 

若いからこそ、

まだ挫折を経験しませんが、

長く生きていると様々なことがあります。

自分がそういうことを味わう日がくるかもしれないということを、

前もって知っておくと、

いざそうなった時の心の持ちようも違うかもしれませんね。

 

P181~

自分で判断できるということは、

自分自身を尊重できるということなんだ。

 

 

これは、ジュノが正読室という、

成績の良い人が利用できる自主学習室を、

先生に「やめます!」と言ったあとの心の気持ちです。

 

誰かに決められた基準で流されている限り、

永遠に不安の奴隷として生き続けることになってしまう。

 

自分で決断し、

自分を尊重することが大事なんだ。

自分の人生は自分で舵をとる。

そう決めたジュノの心の炎が燃え始めた瞬間なのでした。

 

「優等生サバイバル」を読んだ感想

 

主人公がお隣の国の韓国の高校生ということもあり、

日本との違いや、共通点を感じながら、

楽しめる本でした。

 

日本も同様、

学歴社会の韓国。

 

成績優秀だからこそのプレッシャー。

優等生の悩みを知ることができる一冊でした。

 

まだ十代。

高校生活の3年間で、

一生の進路を決めるというのは刻なことです。

 

トップで入学したという実績のプレッシャーの中で、

押しつぶされずに、

自分なりの人生の道を切り開くジュノは、

凄いなと思うのでした。

 

それは、関わった人たちからきちんと、

学ぶ姿勢があるからだと感じます。

 

プレッシャーに押しつぶされて、

そのまま負のループに陥る人もいる中で、

 

親、友達、サッカー、先輩を通して、

青春を生き抜くコツを自分なりに解釈してしまうジュノ。

 

私だったら、

そんな風に解釈できただろうか?

そんな気持ちで読みました。

 

進学校ということもあり、

やはり周囲の子も優秀故に、

基本頑張り屋さんな人が多いのも功を奏したのかなと思うのでした。

いい刺激をもらいやすい環境だったということもありますからね。

 

自分の人生は自分で決める。

 

この本の中で伝えたかったはことは、

「選択」をすることじゃないかなと感じました。

 

人に流されず、

自分の心の声を聞き、

自分を大切にしてほしい。

そんな気持ちが伝わる本でした。

 

まだ若い高校生。

いっぱい恋をして、友達との時間を過ごして、

ああでもない、こうでもないと悩む日々は、

 

時を経ると、

かけがえのない時間だったなと振り返ると思います。

 

そんな渦中にいる高校生が羨ましいですが、

当事者は分かりづらいものです。

 

振り返ると一瞬の青春だったなぁと思うから、

あのキラキラした若い時期、

多感の時期を精一杯生きてほしいなと思うのでした。

 

多感な時期に、

本を読んでいたらどんな高校生活を送れただろうか。

 

様々な本と出会える高校生が羨ましいです。

本には、

生き抜くための大切なコツが詰まっています。

 

そんなコツと出会い、

より自分の人生と向き合える高校生が増えますように。

 

以上、ファン・ヨンミさん著「優等生サバイバル」を読んだ感想でした。

 

 

 

引用文は全て、ファン・ヨンミさん著「優等生サバイバル」より引用

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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【読書感想レビュー】宮島未奈さん著「成瀬は信じた道をいく」を読みました!

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

宮島未奈さん著「成瀬は信じた道をいく」です!!

 

 

 

「成瀬は天下を取りにいく」の続編です!!

あやこ
 

 

 

 

 

 

 

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「成瀬は信じた道をいく」の本のあらすじ

 

2024年本屋大賞受賞作品の「成瀬は天下を取りにいく」

 

www.genko-library.com

 

この「成瀬は信じた道をいく」は、

続編となっています。

 

今回の物語は、

成瀬あかり史、18歳から20歳までの物語です。

 

成瀬カムバックの全5編。

 

・多くの人に影響を与え、ついに小学生の「ゼゼカラ」ファンが登場

 

・成瀬の受験を見守る父

 

・スーパーのクレーマーさえも味方につける

 

観光大使になっちゃう成瀬

 

・成瀬が行方不明に!?

 

今回は色々と事件が勃発!?します。

 

 

「成瀬は信じた道をいく」を読んで心に残った言葉

 

P26~

「先のことはわからないからなんとも言えないが・・・。

何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」

 

 

この言葉は、ゼゼカラファンの小学生のみらいちゃんが、

成瀬に、「将来は何になるんですか?」の質問に答えた言葉です。

 

みらいちゃんも私も「?」となりましたが、

詳しく説明してくれました。

 

P27~

「たとえばわたしはパトロールを好きでやっているが、

警察官になりたいとは思ってない。

会社員になったとしても、パトロールはできるだろう。

だからわたしが何になるかは未定だが、

地域に貢献したいとか、

人の役に立ちたいとは思っている」

 

成瀬は、

何になるかより、何をするかが大事だということを、

分かりやすく教えてくれました。

 

P64~

「いや、おもしろいかどうかは見た人が決めることだろう。

城山が作り出した動画を発表することに意義があるのではないか」

 

このシーンは、YouTubeの企画で、

こんなのでは、YouTubeの視聴者は面白いと思ってくれない!!

と、悩んだ城山に対して成瀬が放った言葉です。

 

私も経験あります。

発信者の悩みに対して、心が軽くなる言葉なのでした。

こうして発表すること、発信することに意義がある。

背中を押される気分でした。

 

 

 

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「成瀬は信じた道をいく」を読んでの感想

 

今回も前回同様、成瀬の行動力に、

時にはクスっと笑ったり、

背中を押してもらったりと、

元気の貰える一冊でした。

 

この物語の中で、

成瀬同様に重要な人物といえば、

幼馴染の「島崎みゆき」の力が大きいと思うのでした。

 

大学を機に離れ離れになった二人だけれど、

離れていても大きな存在。

 

みゆきは、離れている間の、

成瀬あかり史を見れない葛藤が垣間見れますが、

 

成瀬は成瀬なりに、

みゆきのことを大切に思っている様子が垣間見れました。

 

滋賀で自由奔放に行動できるのも、

心の支えとなる、みゆきの存在が大きいのではないのかなぁと思いました。

 

そのうち、日本観光大使になったり、

総理大臣になりそうなんて思いました。

 

次に続編があるとしたら、

結婚もありえたりして。

なんて思ったり。

 

成瀬は日本に留まらず、

海外や宇宙にまで行動力を広げそうな予感です。

 

映画化するならどこまで実写化するのかなぁ。

想像するだけで楽しくなります。

 

これからも成瀬あかり史は続くことでしょう。

どんな歴史を刻んでくれるのか楽しみです。

 

以上、宮島未奈さん著「成瀬は信じた道をいく」を読んだ感想でした。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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【本屋大賞受賞作】宮島未奈さん著「成瀬は天下を取りにいく」を読みました!

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。



宮島未奈さん著「成瀬は天下を取りにいく」です!!

 

 

 

 

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「成瀬は天下を取りにいく」の本の内容

 

2024年本屋大賞受賞作品の「成瀬は天下を取りにいく」

 

主人公は成瀬あかり

 

成瀬はいつもスケールの大きいことを言い周囲を驚かせる。

 

この本は、成瀬あかりの14歳から18歳までの成瀬あかり史だ。

 

かつてここまで滋賀愛に包まれた本があっただろうか。

 

読めばきっと、成瀬あかりの魅力にはまり、

滋賀県に行ってみたくなる、

そんな本です。

 

「成瀬は天下を取りにいく」を読んで心に残った言葉

 

「成瀬は天下を取りにいく」を読んで心に残った言葉を紹介します。

 

P9~

たとえ目標に届かなくても成瀬は落ち込まない。

成瀬が言うには、大きなことを百個言って、

ひとつでも叶えられたら、

「あの人はすごい」になるという。

だから日頃から口に出して種をまいておくことが重要なのだそうだ。

 

成瀬は次々と様々なことに挑戦をします。

それは子どもの頃からずっと続いている成瀬の習慣のようなものなのです。

挑戦して成功しなくても、成瀬はそれは失敗だと思っていないようです。

その先にある、大きな目標を叶えるための助走にすぎないかのよう。

果敢に挑戦する姿に、自分も何かやってみようかな。

そんな気にさせてもらえるのです。

 

P155~

「わたしが思うに、これまで二百歳まで生きた人がいないのは、

ほとんどの人が二百歳まで生きようと思っていないからだと思うんだ。

二百歳まで生きようと思う人が増えれば、

そのうち一人ぐらいは二百歳まで生きるかもしれない」

 

 

成瀬の目標の一つ。

それは二百歳まで生きること。

そのために日頃から食生活や運動、食事、安全と、

気を付けているのです。

 

この本を読み終わる頃には、

本当に成瀬は二百歳まで生きそうだ。

読者はきっとそう思うと思います。

それくらい何かをやってくれそう。

そんな信頼がいつのまにか定着していくのです。

 

 

 

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「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ感想

 

これまで数年間本屋大賞受賞作品を読み続けてきた身としては、

今回、この「成瀬は天下を取りにいく」が大賞になったのがとても意外でした。

 

過去作品はどちらかというと、

シリアスで、センシティブでずどんと気持ちが落とされたり、

深く考えさせられたり、悲しくなったり。

そんな作品が多いでした。

 

しかし、この「成瀬は天下を取りにいく」は、

読後感が爽やか。

爽快感が半端ないです。

読むと元気が沸く。

そんな本でした。

 

また、この本が多くの書店員さんに指示されたのかを考えてみると、

「人は行動したくても、成瀬のように行動できない人がほとんどだから」

と、私は思いました。

 

成瀬はどんなことにも果敢に挑戦します。

臆することをしません。

 

私たちは実生活では、

臆することがほとんどではないでしょうか。

やってみたい。

でも失敗したら嫌だし。

そうやって挑戦しないことが圧倒的に多いです。

 

だからこそ、この本を読んで、

挑戦することの大切さが伝播したんじゃないかなと思うのでした。

 

実際成瀬は、

この本屋大賞という天下を取ってしまったから尚更すごい。

 

実生活にもう一人、成瀬あかりを自分にインストールするといいと思います。

 

ちょっと迷った時、

「成瀬ならどうするだろうか」

そう考えてみると、

人生が少しだけ楽しくなるかもしれませんね。

 

以上、本屋大賞受賞作、

宮島未奈さん著「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ感想でした。

 

 

 

 

小5の娘も読みました!読書初心者でも読みやすい1冊です。

あやこ
 

 

 

活字が苦手な方は、耳読書がおススメです↓

「成瀬は天下を取りにいく」も耳読書対象となっています。

興味ある方はお試ししてみてください。

 

 

★過去に読んだ本屋大賞受賞作品はこちら★

 

 

www.genko-library.com

 

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【読書感想レビュー】益田ミリさん著「47都道府県女ひとりで行ってみよう」を読みました。

 

 

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

益田ミリさん著「47都道府県女ひとりで行ってみよう」です!

 

 

 

「47都道府県女ひとりで行ってみよう」の本の内容

日本には47都道府県あもあるのに、行ったことがない場所があるというのはもったいなぁ。

そんな風に感じた益田ミリさん。

 

全部行ってみよう!!ということで、

行ってみることに。

(フットワーク軽い!!)

 

益田ミリさんが、33歳の終わりから37歳にかけて、

毎月東京からフラッとひとり旅した様子が綴られています。

 

名物料理を無理して食べるでもなく、

観光スポットを制覇するでもなく、

その時の自分にちょうどいいペースで。

 

「ただ行ってみるだけ」をモットーに旅した、

旅の記録エッセイとなっています。

 

この本のいいところは、

1県あたりのエピソードが6ページくらいで納められていて、

4コマ漫画のエピソードと、旅で使った費用が書かれているのもまたよかったです。

 

自分の気になる県から読むのもおススメです!

あやこ
 

 

 

「47都道府県女ひとりで行ってみよう」を読んで心に残った言葉

 

P243~

わたしは、自分がひとりで屋台に座るなんてことができないのをもう知っている。

 

しかも、それを克服したい気持ちがないこともわかっている。

 

「旅」と聞くと、

テレビのレポーターみたいに地元の人とふれあわないとダメなんじゃないか、

名物を食べないといけないんじゃないかと最初の頃は気負っていたけれど、

もうどうでもよくなった。

 

地元の居酒屋で隣の席の人たちと仲良くしゃべったり、

お酒をごちそうになって楽しかった、

という誰かの旅話を聞いても、

ああそうなんだ~と思うだけである。

 

横切るだけでも旅は旅であり、

その土地の空気に触れたというものでもいいんじゃないかな、などと思う。

 

旅に対して気負いしていた部分があったので、

この一文を読んで、

もっと気楽に自分の気持ちに正直にすればいいんだって気持ちが楽になりました。

 

名物を食べなくても、

コンビニでご飯を買って、ホテルで食べるのもいいし、

旅の形は千差万別。

 

メディアで溢れているような作られた旅ではなく、

自分が選んで決めた旅ならそれでいいんですよね。

 

横切るだけでも空気を吸うだけでもいい。

私もそんな旅をしたいと思いました。

 

 

あやこ
 

ただ行ってみるだけでも立派な旅ですね!

 

 

47都道府県行ったことのある県

せっかく日本に生まれたんだから。

47都道府県いつか制覇してみたい。

そんな思いはもちつつ、まだまだ道のりは長いです。

私が行ったことのある県を、記録しておきます。

 

北海道 宮城県 福島県 新潟県 群馬県 栃木県 茨城県

埼玉県 東京都 千葉県 神奈川県 山梨県 長野県 静岡県

愛知県 京都府 大阪府 奈良県 和歌山県 徳島県

福岡県 長崎県 熊本県 鹿児島県 沖縄県

 

25/47でした。

 

残り、22県!!

残り半分くらいですね。

 

中国地方が全くの未開拓でございます。

あやこ
 

 

娘が家から巣立ったら、

一人旅をする機会も出てくるのかな。

今はまだ3人旅を楽しみたいと思います。

 

おわりに

あとがきで、今回の旅で使った総額が書かれていました。

なんと!!!約220万円

 

あやこ
 

旅はやっぱりお金がかかりますね。

 

 

旅は自分への投資と捉えるか、はたまた浪費ととらえるか。

 

私は思い出への投資と思っています。

 

どんな旅も自分の人生の一部になる。

 

明日が来る保証なんて誰にもありません。

 

せっかくご縁があって、日本に生まれたので、

元気なうちに、旅が出来るうちに、

旅をしたいなと思うのでした。

 

ということで、車で行ける範囲で、行ったことのない県に行きたい!!

と、夫と娘に要望を出しました。

 

近々山形県に行く予定です(日帰りで)

さて、実行できるのでしょうか。

 

 

*追記*

このブログの更新後、山形県に行ってきました^^

鶴岡市賀茂水族館です。

 

これで残り21/47となりました~!!

 

 

 

1年に1回はせめて行ったことのない県に行きたいものです。

 

自分の人生は自分の行動次第。

 

旅エッセイ大好きです。

読むと旅に行きたくなる。

そんな本でした。

 

皆さんも自分だけの旅をして、後悔のない人生にしましょう。

 

以上、益田ミリさん著「47都道府県女ひとりで行ってみよう」を読んだ感想でした。

 

 

★関連記事はこちら★

 

 

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【読書感想レビュー】2023年最も売れた小説!雨穴さん著「変な家」を読みました。

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

雨穴さん著「変な家」です。

 

 

2023年最も売れた小説!ということで、

度々本屋さんでも見かけていた本書。

映画化もされ、2024.3.15公開とのこと!!

 

好奇心から読んでみました。

 

YouTubeで話題になった物語です!

あやこ
 

 

 

 

この本のあらすじ

 

筆者は知人の柳岡さんから「相談したいことがある」と相談を受ける。

購入を検討している中古一軒家についてだ。

 

ごくありふれた物件に思えたが、

間取り図をよくみていると「違和感」があった。

 

その間取り図には「謎の空間」が存在していたのだ。

 

何のための空間なのか?

 

違和感を持った筆者は、

知り合いの設計士栗原さんに、

その間取り図を見せることに。

 

栗原さんは曰く、

この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が存在するという。

 

不可解の真相とはいったい!?

 

感想

 

あなたは、この家の異常さが分かるだろうか。

おそらく、一見しただけでは、

ごくありふれた民家に見えるだろう。

 

しかし、注意深くすみずみまで見ると、

家中そこかしこに、奇妙な違和感が存在することに気づく。

その違和感が重なり、やがて一つの「真実」に結びつく。

 

それはあまりに恐ろしく、決して信じたくない真実である。

 

 

始めに家の間取り図とこの文章を読者は目にすることになります。

 

一見ごく普通の間取り図。

でも注意してみていると「おやっ」と思う違和感があるのです。

 

この本は、まるで挑戦状を与えられたかのように、

一緒に楽しんで、でもちょっとゾワッとしながら謎解きが出来る本でした。

一気読みの本です。

 

少しずつ謎が解けていく度に怖くなるのです。

そして文体も非常に読みやすいです。

 

会話形式で物語が進んでいくので、

台本を読むような感じで読むので、

普段読書をしない人でも読みやすい本だと思いました。

 

小4の娘でも読めました。

それくらい物語に入り込みやすく、読みやすい本でした。

 

本当にそんな家が存在したら。。

想像するだけでちょっと怖いです。

 

この家の目的は一体!?

真相は何だろう。

 

名探偵になったつもりで読むことをおススメします。

 

映画も公開されるそうなので、

映画館で観るとよりリアルに表現され、

恐怖が増しそうですね。

 

映像が怖い人は、

小説で読むことをおススメします。

 

 

ネタバレの感想

 

ここからはネタバレの感想になりますので、

まだ読んでいない方は、そっと閉じてくださいね。

 

 

 

 

まさか、この家が〇人の為につくられた家だとは思いませんでした。

怖いですよね。

左手供養って・・・!!

 

考えただけでも恐ろしい。

 

呪いだとかそういった類を信じることの恐ろしさ。

人間が一番怖いなぁと感じるのでした。

 

あとがきの栗原さんの考察。

これも考え深いものでした。

 

この物語を真に操っていた人はいったい誰だったのでしょう。

物事というのは、

いろんな側面から推測できるなぁとおもしろかったです。

 

手紙は本当に慶太氏からだったのか。

私たちはいつも一方通行の考え方に偏りがちです。

 

もし、こうだったら?

栗原さんのように多角的にモノゴトを観るのって大事ですね。

 

そして栗原さん自身も間取り図から推測しまくっていましたが、

どうしてそんなに的中できるのか?

 

日本に本当にこのような間取り図の家があるのなら。。

想像するだけで怖いです。

ないことを祈ります。

 

今回この「変な家」を読んで、

YouTubeでも雨穴さんの動画を拝見しましたが、

凄い再生回数でした。

 

白い仮面がまた、

ホラー度を上げるような気がします。

 

映画はちょっと怖そうで見れませんが、

小説版はとても読みやすく、楽しい時間になりました。

 

映画版を観た方は是非感想を教えていただけると嬉しいです。

 

 

あやこ
 

小説を読んだ方の感想もお待ちしています!

 

 

 

 

 

以上、雨穴さん著「変な家」を読んだ感想でした。

 

 

 

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本を読むのが苦手な人にもおススメです。

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「変な家」も取り扱いあります。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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【読書感想】四角大輔さん著「超ミニマル・ライフ」を読みました。

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。



四角大輔さん著「超ミニマル・ライフ」です!!

 

 

 

 

 

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この本の説明

 

Live Small,Dream Big 

 

「贅沢やムダを省いて超効率化して得る、

時間・エネルギー・資金を人生の夢に投資する」

ための技法をまとめた戦略書となっています。

 

厚みのある本で、正に戦略書です!!

あやこ
 

 

 

この本の構成

この本は7つのステップから構成されています。

 

STEP1 プロローグ

STEP2 思い込みの軽量化

STEP3 体の軽量化

STEP4 食事の軽量化

STEP5 脳疲労とストレスの軽量化

STEP6 人間関係とコミュニケーションの軽量化

STEP7 お金と働き方の軽量化

エピローグ

 

自分が始められそうなステップからチャレンジできる構成になっているので、

気になるところから読み進めるのもおススメです。

 

何においても、

「身軽」が一番だなと最近思います。

 

今の自分を棚卸し、

そぎ落とすための技法が満載。

 

本書はまさに、

あらゆる「軽量化」の指南書だと思いました。

 

 

あやこ
 

どのSTEPも勉強になることばかりでした!

 

 

超ミニマルライフ・3原則

 

人生のムダを省いて超効率化するために、

ミニマルライフの3原則が提唱されていました。

 

  • ①体・脳・心の負担を最小化して「パフォーマンス」を最大化する
  • ②仕事と家事を超時短して「自由時間」を最大化する
  • ③お金・仕事・人間関係の不安をなくして「幸福度」を最大化する

 

 

3つの原則は全て繋がっているなと思います。

ムダをいかに省くか。

 

著者がこれまで実践や経験をし、

自身で身を持って体験したからこその真理ですね。

 

トライ&エラーを繰り返したからこそ見えた真髄だなと感じました。

 

 

 

この本を読んで心に残った言葉

 

この本を読んで心に残った言葉を記録したいと思います。

 

P19~

永遠に満たされることのない

「無いものねだり」

という渇望の無間地獄に引きずり込むシステムと決別しよう。

 

外に求めても満たされることのないことを今一度思わされました。

「足るを知る」

もう既に大事なものは自分の手にある。

「無いものねだり」は一生つきまとう人間の課題かもしれませんね。

 

私はこの言葉に関して、

もう既にたくさんの本を読んできた。

本をただの消費に使うのはやめたいと最近考えています。

満たされることのない渇望を本へ依存せず、

一冊の本とじっくり向き合う。

そろそろそういうフェーズに年齢的にも入ったと思っています。

 

これまでの読書ノートを改めて読み返して、

もう十分読んだ。

そう思えた瞬間でした。

 

今年は月に一冊程度。

一冊の本とじっくり向き合う読書へとシフトしたいと思っています。

 

P58~

買い替え不可の「最重要資産」であることを忘れないでほしい

 

取り換えがきかない「最重要資産」それは、

自分自身の肉体です。

これを忘れることは大きな損失です。

 

文字で読んで、

本当にそうだと思いました。

 

歯も視力も失ったら最後。

五体満足の身体。

 

自分次第で最高のパフォーマンスを発揮させることのできる、

この身体をこれほどほったらかし、

錆びさせてしまったのか。

 

一番大事な資産を生まれたころは持っていたはずなのに、

いつの日からか、

目も向けなくなる始末。

 

これじゃあいけない。

そう思わせてもらう一文でした。

 

身体のメンテナンスしっかりできていますか?

身体への投資ほど大事なことはないなと思うのでした。

 

チョコザップでもやるか?

なんて思いながら、ひとまず毎日ストレッチやっています。

行動することって難しい。

人間って弱い生き物でもあります。

 

P182~

毎回の食事の最初の一口を「100回」噛むようにしている。

 

 

「腸にいい」と宣伝される食品をやみくもに食べるより、

「ただ噛むだけ」の方が、お腹の調子がよくなるんだよ~と著者はいいます。

確かに!!と思い、

早速実践。

 

よく噛むこと。

食事をゆっくりゆっくり食べること。

 

あら不思議。

よく噛むとお腹の調子がよくなるじゃないですか。

 

無意識って怖い。

 

よく噛むの効能は凄くわかった。

でも意識しないとすぐ忘れてしまうのが人間の性。

 

最初の一口は「100回」噛むって、紙に書いて目につくところに貼った方がいいかしら。

 

とにかく、「噛む」

基本原則が何より大事なことを再確認したのでした。

 

P419~

あらゆることをギリギリまでミニマル化してみよう。

次に、辛くなったら少し戻して自分にとって心地よいラインを見つける。

これが、身の丈ポイントを見つけ出す唯一の方法だ。

 

 

人それぞれ価値観も違えば、

中身も外見も性格も違います。

 

本書に書いてあることを全て実践するのは難しいと思います。

 

まずは自分に合った「心地よい」ポイントを見つけることが大事。

優しい言葉を促してもらえてホッとしました。

 

私も様々な本を読んで、

そぎ落としてみたり、

戻ってみたりと日々暮らしの実験をしています。

 

何でもそうですが、

まずはやってみないことには、

それが心地いいのか、

心地よくないのか分かりません。

 

身軽になった世界は、

身軽になった人にしか分からない世界なのです。

 

本を読む。

いいなと思ったこと。

自分がこれならできるかもしれない。

やってみる。

それで自分がどう感じたか。

 

この過程が大事だと思います。

 

今回本書を読んで、

改めて、

私も身軽になりたい!!

再確認できました。

だから常に模索しながら生活しています。

 

本を読んで実践してみる。

そうすることで、

気づけること、新しい発見があって楽しいです。

 

本書は分厚いので読むことに躊躇うかもしれませんが、

これから生きていくうえで役に立つ、

経験と知識がギュッとつまっていました。

 

繰り返し読んで生活の軽量化、

生きるうえでの余分な荷物や贅肉を落として、

今より少しでも生きやすいようになりたいと思います。

 

以上、四角大輔さん著「超ミニマル・ライフ」を読んだ感想でした。

 

興味がある方は是非一度読んでみてくださいね。

 

 

 

 

★読書ノートについて特化した電子書籍を出版しました★

 

本を読んでも忘れてしまう。

そんな悩みを解決する「読書ノート」の書き方を詳しく書いた本です。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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【読書感想】なのなのさん著「月41万円の不労所得をもらう億リーマンが教える爆配当株式投資」を読んで。

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。

 

 

なのなのさん著「月41万円の不労所得をもらう億リーマンが教える爆配当株式投資です!!

 

 

 

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本書は、

なのなのさんが紆余曲折を経て成功に至った

「爆配当」株式投資について解説された本となっています。

 

この本を読んで、

私が覚えておきたいポイントを残しておこうと思います。

 

「高配当利回り」「業績」「増配」高配当株の買いポイント

 

どのような基準で高配当株を探し、

買っていけばいいのか?

いくつかポイントがあるそうです。

 

1.配当利回りが4%以上であること

配当利回り4%以上に設定すると、安定して利益を出すことができる。

増配可能性が高いと判断できるのであれば、

配当利回りの基準を3.5%以上とするなど臨機応変に基準を下げるのもよい。

 

 

2.売上利益が右肩上がりであること(少なくとも利益のブレがないこと)

増配可能性のある株を買い、

減配可能性のある株を避けるようにするため、

最低3年、可能であれば過去10年分の売上げと利益をさっとでもよいので確認するようにしましょう。

 

3.増配傾向にあること

会社四季報やIR資料から確認する。

外国人持株比率が高い企業ほど増配される傾向にあるとのデータもある。

会社四季報の【株主】欄に記載されている外国人持株比率を参考にするとよい。

 

4.株価が割高でない=配当性向が高すぎないこと

 

PERは、だいたい18倍以下が望ましい。

PERが18倍を超える高配当企業は、

配当性向が高くなりすぎているとも言えます。

 

配当性向が高いということは、

得られた純利益の多くを配当金に充てており、

今後業績が大きく伸びない限り、

増配余地は小さいということを示しています。

 

5.3つの買い理由

株を買うときは、買い理由を端的に言えるようにしておくとよい。

 

配当利回り4.5%と高配当であること

②ここ5年間、減配されていないこと

③ここ3年毎売上が平均10%以上伸びているにもかかわらず、

PERが10倍代であること

 

バフェットの視点

 

プロの投資家と言えるほどの知識、経験、時間、自信がないと言うのであれば、

分散投資をしてリスクを下げることによって、

より堅実に資産を増やしていく方が望ましいのではないかと考えます。

 

その他の教え

財務の安定性

業種によっても異なりますが、

だいたい自己資本比率が25%を下回る企業については、

少し注意が必要となってきます。

 

迷ったら業界首位を買う

①製品・サービスの開発能力・技術力・マーケティング力が高い

②生産力や供給力の高さから低コストで製品・サービスを提供できる

知名度や高い給与水準から優秀な人材を採用することができる

④高いブランド力により製品・サービスが顧客に選択される

 

 

感想

 

高配当株で成功する人は、

しっかり自分の基準と分析があることが分かりました。

 

ここまで基準を明確にするのかと驚きでした。

私自身まだまだ勉強途中故、

理由が明確ではなく、

ただ何となく人気だしなぁ。

利回りいいしなぁ。

売り上げとりあえずいいしなぁ。

 

なんて、浅はかなノリでの購入でした。

とはいえ、

日本の高配当株は約50銘柄ほど分散しています。

まだ1株しか買っていないのが多数ですが。

 

銘柄が増えれば増えるほど、

企業の分析に手間暇かかるのも事実。

その点インデックス投資は楽だなぁと実感しますが、

自分で会社の業績を見るのも楽しいと感じています。

 

実際、なのなのさんがどんな株を保有しているかについては書かれていないのが、

ちょっと残念だなぁと思いました。

とにかく、徹底的な購入基準が細かく書かれているのが印象的でした。

 

秘蔵の錬金術をあなただけにこっそり教えますの

 

その言葉通り、

この本は株を通して資産を増やす錬金術が書かれていました。

が、初心者には難しい内容かなと正直思いました。

 

とはいえ、実践あるのみですね。

 

初心者さんには、

長期株式投資さんの方が私は分かりやすいなぁと思いました。

現にこの方の本は、

実際どんな株が永久保有にいいかなど、

銘柄も細かく教えてもらえているのでありがたかったです。

 

 

 

 

 

 

実際に小株ずつ購入し、

実践するのには良いでした。

 

こんな感じで、

投資一つにおいても、

人によって手法や基準がさまざまなのが面白い発見でした。

 

株についてもっと勉強したい人にとって良い本だと思います。

なのなのさんは投資歴20年以上。

私は4年目。

歴然の差ですね。

今後も色んな方の本を読んで勉強したいと思います。

 

以上、なのなのさん著「月41万円の不労所得をもらう億リーマンが教える爆配当株式投資」を読んだ感想でした。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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「池上彰のこれからの小学生に必要な教養」は大人にも読みやすい良書でした。

約4年前から購読をしている、

読売KODOMO新聞

 

 

 

小4娘は、

週に1回届く新聞が楽しみで、

届いた朝は、

朝ごはんを食べる前に一通り読みます。

 

実感することは、

低学年の頃に比べたら、

読み込む力がついたなぁと思うこと。

 

当たり前に新聞がある生活だったからこそ、

抵抗なく読む習慣がついたと実感します。

 

読書はあまりしなくなりましたが、

週に1回の新聞購読だけは続けているので、

活字慣れはしているほうだと思います。

 

週に1回届くということ。

ちょうどいい分量。

お値段550円と、

書籍代だと思えば安い方だと思います。

 

 

 

さて、

そんなKODOMO新聞には、

おススメの本の紹介コーナーがあります。

 

その紹介コーナーで紹介されていた本が、

 

池上彰のこれからの小学生に必要な教養」という本でした。

 

 

 

これは、娘が好きそうな本だ!!と、

ビビッときたので、

Amazonで即注文、その日の夜に届きました。

 

 

読みたい時に本が自宅に届く。

ありがたい時代です。

 

というのも、

つい先日、

娘が本棚からひっぱり出して、

こちらの本を読んでいました。

 

 

 

 

 

どの本も池上彰さん監修で、

カラーでしかも、

イラストが豊富なので、

とても読みやすいのです。

 

時々読み返しているほど、

繰り返し読んでいる本の一つとなっています。

 

 

www.genko-library.com

 

そんな池上彰さん監修の本ですが、

大人が読んでも勉強になることを体感していたので、

教養の本も私自身が読んでみたいと思った次第です。

 

早速読んでみたところ、

これは大人が読んでも勉強になる!!

ここ昨今の話題やニュースがギュッとまとめられている、

良書でした。

 

この本の構成

この本は世界の「今」を小学生のきみに知ってもらいたい、

5つのテーマから成り立っています。

 

1 お金の教養

心豊かな暮らしのために身につけよう

 

2 政治の教養

よい社会をつくるのはみんなの責任

 

3 歴史の教養

戦争で人を殺すのなんかいやだ!

 

4 SDGSの教養

人類の危機にあなたができることは?

 

5 ネットの教養

現代の暮らしに欠かせない教養

 

どのテーマも生きていくことでは欠かせないテーマとなっています。

知っていると知っていないとでは、

大きな差がつく知識だと感じました。

 

お金の教養の話の中で、

「子どもも税金を払っているの?」

この問いにはなるほどなぁと思いました。

 

子どもは税金で保護されている立場です。

教育を受けられるのも図書館を利用できるのも、

みんなから集めた税金のお金のおかげ。

 

一見子どもは税金を払っていないようで、

払っているのが、

消費税です。

 

消費税とは、

ものを買ったりサービスを受けたりする「消費行動」にかかる税金。

お菓子代に含まれてる税金について書かれていました。

 

消費税は国よっても様々であることも説明されていました。

 

大人が読んでも勉強になるなぁと思うのでした。

当たり前に生活していることを、

分解してみると、

世の中の仕組みによって支えられていることがよくわかります。

 

教養とは?

教養とは?と聞かれたらなんて答えていいか、

大人でも戸惑いますよね。

 

そんな教養について、

池上彰さんはこう言っています。

 

教養は、

人間としてわきまえておいた方がいい知識の集約という性格があります。

 

とはいえ、ただ知識をたくさん持っているだけだったら、

それは単なる物知りです。

 

「教養がある」と言われる人は、

もちろんたくさんの知識を持っていますが、

それだけではないのですね。

 

友人たちから、

「困ったことがあったら、あの人に相談してみよう」と頼りにされる人。

それこそが「教養のある人」ということだと思うんだ。

 

つまり、単にいろんなことを知っているだけでなく、

人から信頼されて相談を受けることがある人のこと。

そのときに、

頭の中に入っている知識を即座に引き出してアドバイスできなければいけない。

 

 

教養とは、

得た知識の中から、問題を解決しようとする力、

人を助ける力に変えられる人というわけですね。

 

ただの物知りになるのではなく、

持っている知識のアイテムを使い、

より良い生活のために使えることが大事なんですね。

 

おわりに

 

ニュースを聞いていると、

なんで人は戦争をするの?

選挙って何?

将来の地球はどうなるの?

などなど、

様々な質問が投げかけられます。

 

そんな時は一緒に考えるチャンスだと思います。

 

そんなのグーグル先生に聞いて!で終わりではなく、

一緒に本から学んで知識を得るいい機会だなと思います。

 

そんな時に役立つ教養の本でした。

 

私が先に読んでいると、

私も読みたい!!そんなことを言われました。

 

早速熱中して読んでいましたよ。

 

たくさん知識の武器を身に着けて、

この荒波の世の中をうまく渡ってほしいなと思うのでした。

 

私も読みたくて購入した本。

まずは大人が読んでみることをお勧めします。

親が読んでいると、

子どもって興味を持ちますからね^^

 

以上、池上彰のこれからの小学生に必要な教養」の本の紹介でした。

 

 

 

 

 

★関連記事はこちら★

 

 

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【読書感想レビュー】読めば絶対書きたくなる!古賀史健さん著「さみしい夜にはペンを持て」を読みました。

おはようございます。

 

1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。

 

今日ご紹介する本はこちら。



古賀史健さん「さみしい夜にはペンを持て」です!

 

 

 

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この本の説明

 

大ベストセラー「嫌われる勇気」の著者が書かれた本書は、

「自分との人間関係」を築く本となっています。

 

私もずっと抱えている永遠のテーマ。

それは、

自分とは何か?です。

 

40年生きていても未だ解決できていません。

あやこ
 

 

この本は、10代でも読みやすい内容となっていまして、

舞台は海の世界。

 

主人公のタコジローは、

中学にあがるといじめにあっていました。

 

そんなタコジローは、

辛い日々を過ごしていました。

 

学校を無断欠席したある日、

ヤドカリのおじさんと出会ったことをきっかけに、

おじさんから「書くことについて」色々と教えてもらいます。

 

「思う」と「書く」は違うこと。

「思う」は泡のように消えてなくなってしまうこと。

 

「書く」ことは「考えること」に繋がること。

 

「考える」と「自分を知れる」こと。

 

「自分だけのダンジョンを冒険するために書く」こと。

 

この本は、自分の為に、日記を書きたくなる本でもあり、

書くことの効能が知れる本でもあり、

そして文章を綴る人にもきっと役に立つ1冊になると思います。

 

海の世界の住人たちが登場人物なので、

10代にも分かりやすい内容です。

 

一番「自分とは何か?」そんな壁にぶつかることの多い、

10代の人にも、

未だに模索している大人にも読んでほしい1冊です。

 

あやこ
 

読むと絶対書きたくなる本です!

 

 

感想

 

「嫌われる勇気」を読んだ時にもそうでしたが、

この本を読んだ時、

モヤモヤとしていた心のモヤがスッキリクリアになったような読後感でした。

 

長年ブログや日記を通して、

文章を人よりも少し多く綴っていると思っていますが、

 

やっぱり未だに何を書いていいのか分からない時があります。

 

多くの本に書くことの素晴らしさが書かれており、

書くことの効能も分かったつもりでいました。

 

けれどこの本はもっと分かりやすく、

「書く」と「話す」の違いだったり、

 

「書く」ことは何より自分の為になることが書かれており、

読むと日記書きたい!!と思いました。

 

私日記書いているんですけどね。笑

 

3行日記なので、あっという間に書いちゃうので、

この本を読んだあと、

ノートを開いて、たくさん書きましたよ。

 

そしたらあら不思議。

心がスッキリしました。

 

モーニングページの効果も知っているし、

バレットジャーナルの良さも知っているからこそ、

やっぱり「書く」って凄い!!

改めて感じるのでした。

 

でもね、日記を書くって、

中々ハードルがいると思うのですよ。

 

そんな人にも続けるためのコツが書かれていました。

 

私みたいに、「書く」ことがある程度好きな人にとっては、

何の苦痛もないのですが、

やっぱりそういった習慣がない人にとっては、

「書く」ってハードルが高いのかなと思いました。

 

何でもそうですが、

まずはとりあえず、やってみるのが一番だと思います。

 

私はやっぱり紙でもブログでも、

自分の気持ちを書くことで、

心がスッキリするから書いているし、

何より自分という読者の為に書いています。

 

その時感じた思いというのは、

思うだけでは消えてなくなるけれど、

紙に書くこと、ブログに残すことで、

形に見える生き物になる。

 

自分の生きたその時の感情を残しておく。

未来の自分が読んだ時に、

やっぱり元気もらえるんですよね。

 

今、私は人がしないような経験をし、

辛い思い抱えて生きています。

 

未だにふと一人きりになると、

涙が溢れてきます。

まだまだ立ち直れていません。

 

そんな辛い死別を経験したからこそ、

未来の自分が文章を読んだ時に、

あの時は辛かったけれど、

今は笑っていられるね。

そう思えるように、

辛いことも、苦しいことも、記録しておこうと思いました。

 

本を久しぶりに読めたこと。

読書ノートを書けたこと。

 

小さな一歩かもしれないけれど、

また以前のようにできたことが私にとっては大きな一歩となりました。

 

タイトル通り、

「さみしい夜」が日々訪れます。

だからより「書く」ことをしよう。

 

何も書かず、

頭の中だけで、辛い寂しい。悲しい。が、

頭の中を渋滞していたと思います。

 

もっと自分の声を聞いて、受け止めてあげたらもっと楽になっていたんじゃないかなと思います。

 

それすらできない状態でした。

 

今日もどこかで、

辛く寂しい思いをしている人がいるかもしれません。

 

そんな人に読んでほしい一冊でもあります。

 

心に残った言葉

 

P51~

自分の思いを書く。文章にする。

このとき、泡のように不確かだった『ことばにならない思い』は、

かたちを持った『考え』に変わる。

 

思いが可視化される。

これは私も読書ノートをつけていて実感しました。

その時感じた思いを「かたち」に残すこと。

日常生活でもこれが大事なんだと思いました。

 

P56~

書くときのぼくちたちは『手を動かすこと』が面倒くさいんじゃない。

『頭を動かすこと』が面倒くさいんだ。

なにかを書くためには、

それについて真剣に考えなきゃいけない。

その『考える』という手間を、みんな面倒に感じているんだ。

書くことは、考えることだからね。

 

ブログも日記も書いてしまえばあとは楽なんですが、

手を動かすまでが色々と葛藤あるんですよね。

 

運動も同じですね。

やる前が一番億劫だけれど、

やってしまって、終わった後はスッキリしますよね。

 

おわりに

 

読書ブランクを救ってくれる一冊でした。

やっぱり私は本を読むと元気をもらえるし、

ノートに書くことで、頭がスッキリしました。

 

辛い時こそ学ぼう。

そんな言葉が過去の読書ノートに記されていました。

 

私はこの人間界でまだまだ学ぶことやれることがあるような気がします。

 

ブログもここまで続けられたのも、

やっぱり文章を綴るのが好きだから。

 

自分の為はもちろんのこと、

ネットの向こう側の誰かが読んでくれることも大きいです。

 

アクセス数という数字でしか気配を感じられませんが、

いつも本当に励みになっています。

ありがとうございます。

 

ブログどうしようかなと悩んだ時も、

誰かが今日も私のブログに遊びにきてくれている。

そう知ることで続けることができました。

 

 

「さみしい夜にはペンを持て」

今日もどこかで悩んでいるあなたに届くと嬉しいです。

このタイトルが私に向けての言葉のように感じ、

藁にもすがる思いで読みました。

 

 

以上、古賀史健さん「さみしい夜にはペンを持て」を読んだ感想でした!

 

 

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